【輸入盤】 ダークな空気に包まれた初期デス・メタル・サウンドであった1stアルバムから、その空気感を継承しつつもメロディの導入が始まった93年2ndアルバム。ただし所謂メロディック・デス・メタルと違うのは泣きの叙情メロディを押し出すのではなく、あくまでもデス・メタルが前提にあってメロディをそこに浸み込ませ、さらにかなり複雑かつテクニカルな展開がドラマ性をも伴って聴き手を引き込んでいくというところ。次作で一気にデス・メタル色を払拭してしまうだけに、本作はデス・メタルSENTENCEDとしての最後の作品であり、そしてフィンランド・デス・メタルの傑作と言える。92年デモ「JOURNEY TO POHJOLA」、94年EP「THE TROOPER」、未発表音源を収録したボーナス・ディスク付き。
