WE USED TO BLOOM

DENAI MOORE

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レーベル
BECAUSE MUSIC
国(Country)
ITA
フォーマット
CD
規格番号
9580655
通販番号
XAT-1245672751
発売日
2017年06月16日
EAN
0190295806552
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商品詳細情報

花咲いた乙女は今、大きく伸び育つ――。 突然スポットライトの中に立たされ、戸惑い、迷った10代。20代に入り、自分を見つめ直し、歌声を取り戻し、一人のアーティストとして大きく成長した彼女は、自由な心のままに、その才能を満開に花膨らませる。しなやかに歌いはしても決して折れない強さを得たシンガーソングライター、DENAI MOORE(デナイ・ムーア)、待望のセカンド・アルバム完成。

■ 2012年彗星のように英国ミュージック・シーンに登場し、2015年にデビュー・アルバム『ELSEWHERE』をリリースした、ジャマイカ生まれ、ロンドン育ちの女性シンガー・ソングライター、DENAI MOORE(デナイ・ムーア)。 2012年にデモを発表すると、PLAN Bの名前で活躍するアーティスト、ベン・ドリューが自ら彼女に連絡を取り、1stEPとなる「THE LAKE EP」のプロデュースを名乗り出たり、英国が誇る老舗音楽番組「Later...with Jools Holland」に出演を果たせば、スポットライトの元、グランドピアノのみで弾き語る彼女に対して「彼女は超スペシャルだ!!!!」と絶賛のコメントが寄せられるなど、たちまち大きな話題となった。

■ 2015年に1stフル・アルバム『ELSEWHERE』も各方面から高い評価を集め、SBTRKT、JMSN、MURA MASA、ASTRONOMYYなどのアーティストからコラボレーションの依頼が飛び込むなど、世の早耳音楽リスナーだけでなく、ミュージシャンからも注目を集めた。

■ その時デナイはまだ10代。もの凄い勢いでスポットライトを浴びた彼女は、当時をこう振り返る:「その当時は気が狂ったようだった。信じられないようなことばかり起こるし。ジュールズの番組を見て育ったし、PLAN Bの曲を合唱団で歌っていたから、すごくシュールな感じだった」 しかし、めまぐるしく変化した環境はまた、彼女に新たな重圧を与えたのだった。1stアルバムのツアーを終え、セカンド・アルバムの制作に取り掛かろうとスタジオに入った彼女は、自分の中にある根深い不安が声に表れていることに気付いたという。決して歌うことや、曲を作ることが嫌いになったわけではなかったが、どこかで“非現実的なまでに完璧な自分”と実際の自分を比べ、そのギャップと葛藤していたのだと、彼女は説明し、その結果、一時は”レコーディングしたいと思わなくなった”こともあったとという。彼女は、いつの間にか“この業界にありがちな、完璧に対する不健康なまでの執着――特にヴォーカル・パフォーマンスに対して”に憑りつかれ、不必要なまでに気を使うようになってしまっていたのだった。

■そこで彼女は、子供の頃、父親から貰い、お気に入りの1枚となっているローリン・ヒルの「アンプラグド・アルバム」を引っ張り出した。アルバムを改めて聴いた彼女は、そこで“不完全さ”こそがこの作品の重要な要素であることに気付いたのだった。「彼女は途中で不安定になって、目玉が飛び出そうなぐらい怒鳴っていたり、声もすごくしゃがれているし、コードを忘れてしまうところもあった。でもそれが、すごく新鮮だった」そう感じた彼女は、一旦レコーディング・セッションを中断し、一人きりで曲作りを始め、本人曰く「今までで一番健全なソングライティングとの関係」を築き上げていった。そこで彼女は音楽を作ることに対して、そして自分自身に対して抱いていた、数々の不安や恐れを乗り越えていった。これらの過程が本作『WE USED TO BLOOM』に反映されているのだ。

■ 前作『ELSEWHERE』同様、デナイの音楽には、R&Bの影響から、ボン・イヴェールやファイスト、ソランジュなどのフォークやソウル、さらにはセッション・ミュージシャンの父からピアノを習い、自らギターを学んだ少女時代の自分、そして幼い頃、ジャマイカの教会で聴いたゴスペルなど、多彩な音楽性が混じり合っている。そんな本作『WE USE TO BLOOM』における彼女の成長と、音楽の多様性を引きだすことに大きな役割を担ったのが、プロデューサーのステフ・マーツィアノであった。音楽業界で働きたいと思う若い女性たちに、現役で音楽業界で働いている女性たちがアドバイスするというイベント、“ガールズ・デイ”で出会った二人は、たちまち意気投合したという。「私たちは曲に対して同じ考えを持っていて、同じサウンドが頭の中に鳴っていたの」そうデナイは語る。またアルバムの制作過程で、彼女は、自分の声に再び集中するようになった。「(本作の)ヴォーカル・パフォーマンスは、今までだったらきっとやっていなかったであろうことの一例だと思う」デナイはそう語り、こう続ける:「私は、今までとはまったく別の空間にいて、自分の声も全然違って聴こえる。もっとエモーショナルに進化していると思う。出来栄えや完璧さ、リヴァーブに拘ることから離れて、もっと身近に感じる。このアルバムで自分をより出すことができている。自分をもっと表現することができていると思う。すごく成長している感じがするの」

■ “成長”が本作に流れるテーマだと語るデナイ。実際、彼女の人生もこの数年大きく変わったという。そんな心境がアルバムのタイトル『WE USED TO BLOOM』にも表れているという。「これをタイトルに選んだのは、今自分が成長期にあると思ったから。”花開く”、“花咲く”という言葉は若さを想起させると思うけど、でも今の私は少し大きくなって、自分という人間を理解できるようになった。花咲いた私たちは、今大きく成長してるの」

ソングリスト

  • 1.Let It Happen
  • 2.Desolately Devoted
  • 3.Trickle
  • 4.Twilight
  • 5.Do They Care?
  • 6.Leave It Up to You
  • 7.Bring You Shame
  • 8.Does It Get Easier?
  • 9.Poor Person
  • 10.All The Way (feat. Kwabs)