1,650円(税込)
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このRanking Joe 「Weakheart Fadeaway」は78年に発表されたGreensleevesの2番目のアルバムでオールドDee-Jay好きには堪らない名盤と断言したい。CDは数年前に再発されているがLPでは、これが本当に嬉しい初再発となる上、アートワークはオリジナル仕様!!!
Channel Oneスタジオ録音、バックはRevolutionariesというまさに70年代後半を代表するサウンド、加えてRanking JoeのいかしたDee-Jayが初っ端から暴発する。オープニング・ナンバー「Dub Sister Dub It」はWailing Souls「Joy Within Your Heart」にいなた〜いトーク・オーヴァーをかますRanking Joeが堪らない名演。その後もRevolutionariesによる「Rock Fort Rock」や「Queen Of The Minstrel」といった数々の名トラックの再演に舌を巻くこと請け合いだが、最高のエクスタシーは4曲目「Natty Dread A Trademan」から6曲目「Weakheart Fadeaway」で訪れる。 「Natty Dread A Trademan」、続く「Nine Months Belly」は土臭いホーンが印象的なイントロに続く、Ranking Joeの攻撃的、かつルーディーなトースティングに圧倒される。これはあのDillingerの最高のパフォーマンスにも劣らないもので、テンションが些かも落ちる事無くラストまで突っ走る名曲中の名曲、素晴らしすぎる・・・。
そして曲名からも容易に想像が付くように、Junior Byles「Fadeaway」のDee-Jayヴァージョンであり、本作のタイトル・トラックでもある「Weakheart Fadeaway」だ。元歌の素晴らしさを活かそうとしたのか、直前の2曲に比べれば幾分引いた格好、しかしそれによって却って深みが増している・・・。オルガンと絡み付き、深い方深い方へと潜って行くかのようなベース・ラインが特筆ものの最高の演奏、ヴォーカル、そしてトーク・オーヴァーと全てが完璧。Dee-Jayものの一つの究極形がここにある。
Record date : 1978
Producer : Joseph Hoo Kim
Engineer : Ernest Hoo Kim & Maxie & Barnabas
Vocals : Ranking Joe
Drums : Sly Dunbar
Bass : Ranchie & Robbie Shakespeare
Rhythm Guitar : Ranchie
Lead Guitar : Duggie
Keyboards : Ansel Collins & Touter Harvey
Percussions : Sticky
Studios : Channel One (Kingston, JA)
RANKING JOE / ランキング・ジョー