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久々に激しいダブ・ミックスが聴きたくなったら、これ!!!PRINCE JAMMYのハード・ロッキン・ダブワイズ!!!「キンキン」です!!
【輸入盤CD】
Jah Wooshプロデュース、80年代初期のPrince JammyとKing Tubbyのダブ対決盤が嬉しい初CD再発!!とりあえずダブ対決盤と銘打っているアルバムですが、実質はPrince Jammyのダブをメインにしたもの。Channel One録音、Revolutionariesの演奏のJammyによるダブ、という事で思いっきりカタルシス系の激しいダブ・ミックスとなってます!!冒頭の1~2曲目はマイナー調の超へヴィーなダブで、ちょっと「ロックっぽい」ミックスはJammyならでは。3曲目はライオンの鳴き声を大胆にもコラージュ、これぞ本当の「ライオン・ダブ・スタイル」!!。4曲目のタイトル・トラックの"His Majesty"ではイントロで強烈なダブワイズされたドラム・ブレイクから始まる。ソウル、ファンクのブレイクビーツとはまた異なる深い音の鳴りはサンプラー片手のクリエーターも必聴。Jah WooshもDJで使った、割と古めのトラックのダブの6曲目は"Thunder Shock"のタイトル通り、雷の効果音をミックス。ラストの"Jah Works"はゆったりとしたワン・ドロップにメランコリックな7th系メロディー・ラインが涙を誘う。奇妙な電子音などのダビングにSun Ra的な何かを感じたり。8曲目のみ典型的なKing Tubbyのダブでしょうか。非常にクリエイティヴな80年代初期ダブの隠れ名盤。是非!!
★ディスクユニオンレゲエスタッフが選ぶ2008年度推薦盤★ これを選んだ理由・・・それは自分が対決盤フェチだから。Prince Jammy、King Tubbyの師弟対決盤なので内容は間違いなく王道のDubが堪能できる。しかし対決盤と言ってもPrince Jammyのダブが多く通して聞いてもあまり対決盤の臭いがしない出来になっている。がそんな適当なところも含めて素敵な一枚だ。この作品でのPrince Jammyの音ネタやエフェクトの使い方は優等生そのもので、逆に師匠のKing Tubbyの方が挑戦者のような悪さを感じるのは自分だけだろうか?アルバムを通して勢いのある派手な曲が多いので、テンション高いときに爆音で聞いてもらいたい一枚です。 review: 営業部 宇都木 |
PRINCE JAMMY VS KING TUBBY / プリンス・ジャミー VSキング・タビー