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ジャ−・マン・オ−ルスタ−ズ“イン・ザ・ダブ・ゾ−ン”、ランキング・ジョ−“ザイオン・ハイ”と言った素晴らしい再発で好調振りを見せた英ブラッド・アンド・ファイア・レ−ベルが、2003年のベスト・リリ−スとなるであろう渾身の作品をリリ−スした。本作はトミ−・マクックが英グロ−ヴ・ミュ−ジック・レ−ベルに残した名盤“ブレイジング・ホ−ンズ”の収録曲を中心に、グレン・ブラウン(!!!!)による未発表音源を9曲も追加収録したもので、これほどの再発は一年にあるか無いかというレベルの驚愕の内容だ。
トミ−・マクックは言うまでもなくスカタライツの主要メンバ−だったが、ここに収録されている楽曲はスカではなくル−ツ・インストと言った内容で、バニ−・リ−のプロデュ−スによるアルバム“ブラス・ロッカ−ズ”あたりの路線と思ってもらえればいいだろう。ただしプロデュ−サ−陣を見れば容易に想像が付くように、こちらの方がはるかにヘヴィ−な楽曲となっている。
‘ブレイジング・ホ−ンズ’から‘ジャ−’までがヤビ−・ユ−のプロデュ−スによる名盤“ブレイジング・ホ−ンズ”の収録曲となっている。これらのナンバ−が気に入った方には、同じく英ブラッド・アンド・ファイア・レ−ベルによる編集盤“ジ−ザス・ドレッド1972-1977”も推薦したい。同トラックによるヴォ−カル・ヴァ−ジョンや、トミ−・マクックの名演‘デス・トラップ’‘フィッシャ−マン・スペシャル’‘リヴェンジ’など非常に楽しめるはずだ。
●‘ブレイジング・ホ−ンズ’〜ヴィヴィアン・ジャクソン・アンド・ザ・プロフェッツ‘ファイア・イン・ア・キングストン’の超重量級のトラックを使ったもので、トミ−・マクックがハ−ドに吹きまくる強烈無比なナンバ−。このアルバムではEXTENDED MIXの方に変更されており、キング・タビ−によるダブ・ヴァ−ジョンともども堪能して頂きたい。
●‘マイン・アイズ’〜ヴィヴィアン・ジャクソン・アンド・ザ・プロフェッツ‘COVETOUS MEN’トラックによるもの。こちらもヘヴィ−なトラックに男気メロディ−が堪らない名曲!!!!!
●‘ジャ−’〜このアルバムで最も好きな曲。シンプルなメロディが反復される穏やかな曲で、これはラスト・ナンバ−にして欲しかった・・・
●‘ラムズ・ブレッド’〜英グロ−ヴ・ミュ−ジックから発表された12インチのB面を収録。トミ−・マクックのハ−ド・ブロウイングが鳥肌ものの名演と断言したい。ただし、真の聴き所は4分40秒のところから入るパトリック・アンディのヴォ−カルと、それがキング・タビ−のミキシングによって溶かされたあとの余韻。
バニ−・リ−のプロデュ−スによる12インチからのナンバ−‘ライディング・ウェスト(12インチ・ミックス)’を挟んで、‘モア・ミュ−ジック’から‘ウェイ・ダウン・イン・サウス’までがグレン・ブラウンのプロデュ−スによる未発表音源。当時、アルバム“テナ−ズ・イン・ル−ツ”として発売される予定だったが、サンプル盤までプレスされながらも何故かオフィシャルでリリ−スされる事はなかったというもの。もちろんこちらもヤビ−・ユ−によるプロデュ−ス音源に勝るとも劣らないヘヴィ−・ル−ツばかりだ。
●‘モア・ミュ−ジック’〜スカタライツのトップ・デック音源に近い曲調で、オリエンタル色の強いメロディ-が印象的なナンバ−。キング・タビ−によるダブ‘タビ−ズ・コントロ−ル’ももちろん最高。
●‘エヴリデイ・サックス’‘ハリ−・ミ−ト・トミ−’〜グレン・ブラウンの手によるトラックの中でも一つの頂点を成すヘヴィ−・リズムで、シルフォ−ド・ウォ−カ−もこのトラックを使用した曲をやっている。トミ−・マクックのサックスとのせめぎ合いは悶絶もの・・・
石橋
TOMMY MCCOOK / トミー・マクック