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DISK UNION REGGAE AWARDS 2007 ~THE SECOND HALF~

2008.01.04
  インターネットやら何やら知らないが、トゥー・マッチでノイジーな情報の洪水に溺死寸前の迷える子羊たちへ贈るDisk Union Reggae Awards。多くに嫌われ、少しに愛され、毎年その純度を高めながら細々と綴ってきた。これからご紹介するのはCDやレコードなんかでは無く、心のBlack Starlinerの乗船券、それも片道切符なのだ。必ずや約束の地へと辿り着けるだろう・・・。

☆WEBサイトでは各部門の総括のみにとどめております。各タイトル毎の紹介は、WEBサイトでレゲエ商品を御購入頂いたお客様に配布しておりますリーフレットを御覧になって下さい。
(掲載作品以外の商品をお買上の方にも、リーフレットは配布しております。)

☆リーフレットは店頭でのフリー配布も行っております。
新宿クラブミュージック・ショップ渋谷ジャズ/レア・グルーヴ館下北沢店柏店池袋店
吉祥寺店国立駅前店稲田堤店


■DISK UNION REGGAE AWARDS 大賞受賞作品






CD・LPに真空パックされた愛情の濃密さ・細やかさ(サウンドやパッケージの質を見れば一目瞭然!!!)がズバ抜けていた大賞作品。どれか一つと言われればBim Sherman『Tribulation』なのだが、激!男臭いRod Taylor『Where Is Your Love Mankind』、最高のジャケと美しいダブに酔い痴れる『Dread At The Controls Dub』も捨て難い。悩んだ末に3つとも大賞としてしまった・・・。


■ROOTS VOCAL部門受賞作品






上半期は不作だったルーツ・ヴォーカルだが、下半期は充実していた。作品の内容自体では無く、アートワークや音質など「再発商品としてのクオリティ」において、上述の大賞受賞作品には及ばなかったものの、Culture『Two Sevens Clash』30周年記念エディションとRockersレーベルの大名盤Norris Reid『Give Jah The Praises』は外せない。


■DUB部門受賞作品






上半期に出し尽くしたのか、何気に良好タイトルが少なかったダブ部門・・・。唯一気を吐いた英Auraluxレーベルが流石の仕事振りで、『D.C.Dub Connection』で外してしまったが、大賞となる『Dread At The Controls Dub』とこのScientist『World At War』は最高のリイシューだ。Scientistによる“The ワンドロップ大会”をご賞味下さい。


■DEE-JAY部門受賞作品






こちらもリリースが今ひとつのDee-Jay部門。Steve Barrowの新レーベル、Equalizerの第一弾(最初で最期になりそうだが・・・)General Echoが飛びぬけていた。通好みのNicodemusのレア盤再発とあわせて、御紹介したい。


■SKA / ROCK STEADY部門受賞作品






とにかくRico、Rico、Rico!!!Rico Rodriguezの95年の名盤再発に尽きる。ヘタウマだとか歌心だとか、そんな手垢の付いた言葉では表現出来ない、いや表現したくない、妙なる味わいの名盤だ。


■SINGLE部門






心に残るシングル再発が多かったので、無理矢理部門を新設した(代わりに、上半期で作ったナイヤビンギ部門は消滅)。ほんの数分を、その何十倍にも感じさせてくれる濃厚さ、聴き終えた後の心地好い疲労感を基準にセレクトしてみた。


■映像部門受賞作品












ワッキーズDVDが断トツだろう。そのプロモーションの意味合いも込めて作られたTシャツともども、オフィシャルならではの丁寧な仕上げが素晴らしい。


■LABEL部門受賞






AuraluxやPressure Soundsなども候補に挙がったが、単品で再発大賞を受賞しているので敢えて選外とした。旧作を丁寧にリマスタリング、レアなヴァ-ジョンや曲を織り交えて地味に再発し続けてくれる米Heartbeatに、菩薩の如き温かい眼差しを注ぎたい。


  熱い上半期に、お寒い下半期。ここ数年そうした傾向が続いたので、"また今年もなのか・・・"と憂いていたのだが、完全な杞憂に終わった。Pressure Soundsの再発7"シングルCreole『Jah Creation』や、絶頂期のSoul Jazzレーベルにも匹敵するセレクト感を見せる独Basic Replayからのデジタル・ルーツ~ダブのシングル音源コンピ『Basic Replay』など、まだまだ紹介したい作品はあったのだが、この位にしておこう。
 とは言え、Steve BarrowのBlood & Fireは倒産、TrojanはUniversalに吸収合併で今後のリリース計画も全く見えてこないなど、相も変わらず光の差し込まないルーツ・シーンだが、そんな時だからこそ支えたくなるのが真のルーツ・マンだろう。激しい向かい風に窒息死させられるか、気流を探り当て何とか浮上してみせるか、それは己次第。どちらになるにせよ、最期まで自分はルーツにこだわり続けたい。

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