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NY出身、南カリフォルニアのサン・ディエゴで音楽の素養を深めたギタリスト、ハンク・イーストンが2007年にリリースしたニュー・アルバムが、本人のサイトからリリース。
その内容は、おそらく彼が90年代に入ってから録音した、特にヴォーカルをフューチャーした音源を集めたものと思われます。
ジャズとポップのエッセンスを適度にまぶしたサウンドは、「日曜の午後」にまさにジャストフィット。音質は70年代後半~80年代初頭の雰囲気を漂わせています。やわらかなギターの響きとメロウ・グルーヴは、SSW、AORファンを確実に癒してくれること間違いなしです。(彼は地元サン・ディエゴでスティーリー・ダンのトリビュート・バンド「スティーリー・ダムド」のギタリストとしても活躍しています。)
ウォーレン・ウィービーがヴォーカルとして参加した「Show Me A Sign」をはじめ、同郷サン・ディエゴからレオナルド・タッカー、 ケニ・ヤーブロ、ジョン・トーメイ 、トニー・デイヴィスといったアーティストがハートウォーミングな歌声を聴かせています。特にウォーレンの伸びやかな美声は筆舌に尽くしがたい輝きを見せてくれるでしょう。スコット・ジャレット、ラリー・ジョン・マクナリーが好きな方にオススメな、陽だまり系AORの珠玉作です。
HANK EASTON / ハンク・イーストン