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BRIAN WILSON(ブライアン・ウィルソン)が心を奪われたオープン・ハーモニー、それが彼らFOUR FRESHMEN(フォー・フレッシュメン)のトレードマークです。

本作は、ロックの波に流された長年所属したキャピトル・レコードを離れ、同社系列のリバティ移籍後2作目となる作品です。完全にアップ・トゥ・デイトな選曲を見事に歌いこなしているのはさすがです。

1曲目のLOVIN' SPOONFUL（ラヴィン・スプーンフル）といい、BEATLES（ビートルズ）の8曲目といい凄まじくイカしたアレンジです。6曲目のソウル・ジャズ風味のBURT BACHARACH（バート・バカラック）もカッコ良いの一語に尽きます。そして10曲目の「カム・フライ・ウィズ・ミー〜アップ・アップ・アンド・アウェイ」、これは誰もがフォー・フレッシュメン版を聴いてみたかった曲だと思います!!　もちろん最高の出来です。さらにソフト・ロック好きにはもう1つ、11曲目の「ホエン・スクール・イズ・アウト・ディス・イヤー」。この曲の作者としてクレジットされているMARK MALMBORG（マーク・マルムボルグ）、聞きなれない名前のこの人こそ実はあのブライアン・ウィルソン・フォロワーのブッチ切り最高峰 “A MIDSUMMER'S DAYDREAM”（ミッド・サマーズ・デイドリーム）で知られるMARK ERIC（マーク・エリック）その人なのです!!

01. デイドリーム
02. チェリッシュ〜ウィンディ
03. マイ・ガール
04. ガールズ
05. ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロウ
06. ウォーク・オン・バイ
07. ユーヴ・ガット・トゥ・ビー・ラヴド
08. レディ・マドンナ
09. ソウル・コークシング
10. カム・フライ・ウィズ・ミー〜アップ・アップ・アンド・アウェイ
11. ホエン・スクール・イズ・アウト・ディス・イヤー
12. ヒアズ・トゥ・ユー

＊世界初CD化
＊24bit リマスター

お茶の水ロック館　佐藤