2007年のブルーグラス音楽シーンでも若手新進の注目バンドが続々と台頭した点が印象的ですね。2007年IBMAアワードで「年間新進グループ大賞」「年間アルバム大賞」の二冠に輝いたSUGAR HILL RECORDSのTHE INFAMOUS STRINGDUSTERS(インファマウス・ストリングダスターズ)や、RICKY SKAGGS(リッキー・スキャッグス)にその才能を買われてSKAGGS FAMILYからデビューしたテキサス出身の超絶技巧系のバンド=CADILLAC SKY(キャディラック・スカイ)等がすぐに思い浮かびます。
新人/若手の新たな才能の台頭という流れは今後もますます活発に続きそうで、2008年1月にはROUNDER RECORDS(ラウンダー・レコード)から、注目の新生ブルーグラスバンドがデビューを飾ります。
そのバンドとは、今回御紹介するTHE STEELDRIVERS(スティール・ドライヴァーズ)。
米国南部ケンタッキー出身でテネシーで腕を磨いてきた男性4名女性1名の5人編成のバンドです。
新生バンド、と書きましたが、下記のメンバー紹介の欄のとおり、各々がナッシュヴィルの音楽シーンで相当の仕事をしてきた実力肌ばかりです。メンバーそれぞれが年に100本以上もの別の仕事を持っている中でSTEELDRIVERSは結成されたのだとか。
サウンドは、トラディショナル・グラス~オールド・スタイルのブルーグラス・サウンドをベースにした全曲オリジナルのナンバーで構成されています。ダミ声の男性ヴォーカルがバディ・ミラーを連想させます。バディ・ミラーがブルーグラスに挑んだら、きっとこういう作品を作るのかもしれません。
***メンバー紹介***
RICHARD BAILEY - Banjo・・・グラミー賞にノミネートされた実績を持つヴェテラン・バンジョー・プレイヤー。今までにソウル歌手のアル・グリーンからカントリーの大御所ジョージ・ジョーンズまで様々なアーティストの録音に参加。トニー・トリシュカとピート・ワーニックが執筆したバンジョーの名高い楽譜『Masters of the 5-String Banjo』でも取り上げられており、ビル・モンロー、ローランド・ホワイト、ヴァッサー・クレメンツ、ロレッタ・リン、チェット・アトキンス、デイル・アン・ブラッドレイら多数のカントリー/ブルーグラス・ミュージシャンとの共演歴を持つ。
MIKE FLEMING - Bass/Vocals・・・STEELDRIVERSのサウンドの底辺を支えるベース奏者。ヴォーカルではバリトン・ヴォーカルを担当する。テキサス・オースティンの名物音楽TVショウ『AUSTIN CITY LIMITSY』やグランド・オール・オープリー等、幅広く活躍してきた。
MIKE HENDERSON - Mandolin/Vocals・・・ヴェテランのソングライターとしてナッシュヴィルでは有名。過去にウェイロン・ジェニングス、エミルー・ハリス、マーク・ノップラー、アルバート・キング、ガイ・クラーク、フェイス・ヒル、ルシンダ・ウィリアムス他との録音歴があり、また彼の作曲した楽曲は、ディクシー・チックスの2nd作品『FLY』に収録されている「Hello Mr.Heartache」を始め、ケニー・ロジャーズ、ダリル・ウォーレイ、パティ・ラヴレス、トリーシャ・イヤウッドら多数のカントリー歌手が歌っている。
TAMMY ROGERS - Fiddle/Vocals・・・STEELDRIVERSのサウンドの中で華やかな楽器演奏と歌声を提供してくれるタミー・ロジャーズは幼少の頃からブルーグラスのファミリー・バンドで成長してきた才女。今までにロドニー・クロウェル、ビル・アンダーソン、ランディ・スクラッグス、バディ&ジュディ・ミラー、ジム・ロウダーデイルら多数のミュージシャンのレコーディングに加わり、トリーシャ・イヤウッドやリーバ・マッキンタイアら歌姫たちのライヴ・ツアーのメンバーとしても活躍してきた。
CHRIS STAPLETON - Guitar/Vocals・・・ティム・マッグロウ、ブルックス&ダン、ジュリー・ロバーツ、ダリル・ウォーレイ、ブラッド・ペイズリー、リー・アン・ウーマックらに楽曲を提供してきた実績の持ち主。
■THE STEELDRIVERSの公式ホームページはコチラ。TOPページで試聴可能です。
■THE STEELDRIVERSのmyspaceはコチラ。一部の楽曲が御試聴できます。
■発売元ROUNDER RECORDSのWEBサイトで全曲試聴できます。コチラ。
●こちらの商品は、新宿本館5F 新宿ルーツ&トラディショナル館で取扱いがございます。