キャロライン・ヘリングは08年現在30代前半~半ばの女性フォーク・シンガー・ソングライター。米国南部ミシシッピ出身。大学で米国南部文化の学業に励み、卒業後、アメリカーナ音楽の一大発信地テキサス・オースティンへと引越し、数年間にわたりオースティンを拠点に活動。そこでガーフ・モリックスらが所属するBLUE CORN MUSICと契約を交わし今までに『TWILIGHT』(01年)『WELLSPRING』(03年)の2枚の作品を発表、オースティン音楽シーンの一大アワード「AUSTIN MUSIC AWARDS」の2002年最優秀新人アーティスト賞を受賞した逸材。
現在は『風とともに去りぬ』の舞台となったジョージア州アトランタ郊外で暮らす彼女の実に5年ぶりとなる作品『LANTANA』が、EILEN JEWELL(イーリン・ジュエル)などで話題を集める東海岸のSIGNATURE SOUNDSよりリリースされました。
この作品が、誰が何と言おうが素晴らしく!2008年はまだ始まったばかりですが、アコースティック・スタイルの女性シンガーソングライター作品で2008年No.1アルバム!と早くも断言してもよさそうな傑作なのです。
アコースティック楽器を主に使用したバンド陣の演奏は控えめながらも、彼女のアルトな響きをもつ秀逸ヴォイスを好サポート。終始フォーク・スタイルの穏やかなプレイを披露してくれます。そのバンド陣に支えながらの彼女の歌/歌声は極端な抑揚をつけるのではなく、どちらかというと淡々とした歌い口。しかし意思を感じる歌なのです。
歌の題材となっているのは、WOMANHOOD (直訳すると、女性であること、女性らしさ)。例えば「FAIR AND TENDER LADIES」や「STONE COLD WORLD」「SONG FOR FAY」等で歌われているそう。また「PAPER GOWN」は94年に米国南部で発生したスーザン・スミス事件を題材としたマーダー・バラッドの凄みを帯びた曲。「ALL THE PRETTY LITTLE HORSES」はいわゆる黒人奴隷の女性が作曲したというトラディショナル・ソングです。
下記にmyspaceのリンクを貼りました。そちらで御試聴できますので是非どうぞ。
***Musicians***
CAROLINE HERRING - Vocals and Guitar
RICH BROTHERTON - Vocals, Guitar, 6 and 12-string Acoustic Guitars, Electric Guitar, Resonator Guitar, Electric Bass
GLENN FUKUNAGA - Upright Bass
WARREN HOOD - Fiddle and Viola
MARTY MUSE - Pedal Steel
TOM VAN SCHAIK - Percussion on Track 4
PAUL PEARCY - Percussion on Tracks 1, 6 and 9
■御試聴は彼女のmyspaceでどうぞ。
http://www.myspace.com/carolineherring
■CAROLINE HERRINGが影響を受けた音楽
CARTER FAMILY(カーター・ファミリー)、SARAH VAUGHN(サラ・ヴォーン)、TAMMY WYNETTE(タミー・ウィネット)、CARTER STANLEY(カーター・スタンレー)、MAHALIA JACKSON(マハリア・ジャクソン)、JONI MITCHELL(ジョニ・ミッチェル)、KATE WOLF(ケイト・ウルフ)、MISSISSIPPI JOHN HURT(ミシシッピ・ジョン・ハート)、JIMMIE RODGERS(ジミー・ロジャーズ)、HANK WILLIAMS(ハンク・ウィリアムス)、MERLE HAGGARD(マール・ハガード)、BOB DYLAN(ボブ・ディラン)、MARIA MCKEE(マリア・マッキー)、EMMYLOU HARRIS(エミルー・ハリス)、STEVE EARLE(スティーヴ・アール)、LUCINDA WILLIAMS(ルシンダ・ウィリアムス)、IRIS DEMENT(アイリス・ディメント) etc
●こちらの商品は、新宿本館5F 新宿ルーツ&トラディショナル館で取扱いがございます。