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60年R&Bチャート2位を獲得した「ア・フール・イン・ラヴ」、二人にとって最大の変革となったスー・レーベルでのファースト・アルバム代表作がCD化。ボーナス・トラックにアルバム「ダイナマイト」収録曲が加わった実質2IN1となったファンに嬉しいCD化。
1960年R&Bチャート2位を獲得した「ア・フール・イン・ラヴ」、その曲はその後二人の音楽スタイルを決定的にする最大の変革となった。本CDは活動初期在籍していたスー・レーベルでのファースト・アルバムであり彼らの記念すべきデビュー・アルバムとなった。「ソウル」と言う言葉がまだ定着してない時期にあえて「ソウル・オブ」とタイトルにつけた先を見据えた自信作なのである。翌年もチャート2位まで登った「IT'S GONNA WORK OUT FINE」、5位の「I IDOLIZE YOU」など、ボーナス・トラックにアルバム「ダイナマイト」収録曲が加わった実質2IN1となったファンに嬉しいCD化。
CD解説より抜粋-----
・・・彼らはこのレーベルで6枚のアルバムを作ったが、人気の高いものといえばこのファーストと彼らのバンドによるインストルメンタル・アルバムだろう。かつてはヴォーカルが入ってなきゃ、という風潮があったが、ここ10数年はインストに人気が集まり、この時代のインストばかり集めたCDも作られているほどだ。この時代彼のバンド、つまりキングス・オブ・リズムはまだまだ健在だった。そのメンバーはブルース全盛期に比べ若干入れ替えがあったが、アイクの得意なインストといえば何といってもシャッフルだった。だが、ティナとの出会いによってそれも大きく変わっていく。それがスー時代だと言ってもいい。・・・(鈴木啓志)
IKE & TINA TURNER / アイク&ティナ・ターナー