イタリアのフルクサスと呼ばれるZAJの中心人物、フアン・ヒダルゴが
Cramps Nova Musicha (2番) に残した傑作アルバム。
スペインで生まれたヒダルゴは、56年にミラノに移住、
ブルーノ・マデルナのスタジオで実験音楽を学んでいる。翌年にはダルムシュタットですでに
ジョン・ケージと出会っており音楽形式について多大なインスパイアを受けていたようだ。ORTFで
ピエール・シェフィールとの6ヶ月を経て、64年にワルテル・マルケッティと共にZAJを結成、ケージ曰く 「それは難解だが、エレガントで忘れられない」 という活動を続けている。
74年に発表された本作は12台のピアノの為に書かれた40分の作品で、不確定なリズムでハンマーのような打撃音を繰り返す深い残響音に包まれたピアノが永遠と続く作品である。12台のピアノについて、休符と和音の数を指定したグラフィカル・スコアの抜粋が内袋に書かれている。雨音のように繰り返されるピアノの音が永遠と続くZAJ流ミニマル・ミュージックか。
* 日本初リリース
* インナースリーヴ付き
* 2007年オリジナル・リマスター使用