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名曲「何も始まらない」から始まる、KIWI POPに世界のポップ、というか80年代以降すべての原点。元TOY LOVEのCHRIS KNOXとALEC BATHGATE、二人ぼっちの実験的宅録DIYパイオニアFAB2により年に数回互いの家を行き来しながら録り貯められた81年デビューEPからの4作、『3 SONGS (1981)』『LOUIS LIKES HIS DAILY DIP (1982)』『CANNED MUSIC (1983)』『SLUGBUCKETHAIRYBREATHMONSTER (1984)』をまとめた決定的コンピレーション。"欠けている"ことが表現になることを証明した奇跡的録音が詰まっています。
FLYING NUNを拠点に世界中のバンドとごく一部のファンに愛され一応どうにか現在まで続く伝説的ストレンジ・ホームメイド・ポップ・デュオTALL DWARFSは、R. STEVIE MOOREやSWELL MAPSと並び立つ、ローファイ界のおっきな小人。ある意味でニュージーランドのRESIDENTS、確実に南半球のBEATLES。
聞こえてくるのはミニマル・シンセ、弛んだギター、ハンドクラッピン・ドラム、歌わなくたっていいこと、バケツの底、床、缶、子供、生活音、「何か」のサンプリング、ヴォーカルよりも楽器が前面に出るミックス、矛盾を気にしないこと、投げやりなラララ、狭い部屋の反響、TEAC 4-TRACKのかっこよさ、本人の見た目の決定的なかっこよくなさ、自然にひねくれること、ひねくれすぎると太い一本のまっすぐになること、まず「鳴らす」こと、たまたま「鳴っちゃう」こと、強靭な意志もないままとにかく続けてしまうということ、でも楽しそうなこと。
あらゆる手近な非楽器音の導入や発明となぜだか驚異的な偶然のポップネス、の功績と影響は計り知れませんが、なによりも自宅から無慈悲な世界にハローと言い続ける心意気こそが本物の証。。KIWIと奇異、は似ているんですよね。祈回復。
TALL DWARFS / トール・ドワーフス