1,980円(税込)
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70年カナディアン・ファミリー系アウトサイダー・ガレージの最高峰で最底辺自主盤唯一作が初CDリイシュー!
カナダにもSHAGGSは存在した!!?? ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー産、母/息子/ガール・フレンドの3人が織り成す驚愕の腰砕けビート!!
バンド・リーダー/メイン・ヴォーカルはまさかの母、40代半ばのその名はLORNA TOWERS。ヴォーカル/ギター/カズーに息子であるCHRIS TOWERSを配し、ドラム/ヴォーカルには息子の彼女JANET TIESSEN、時折実の娘KATHY TOWERSのヴォーカルも借りながら展開、ピュアで信心深い歌詞を吐き出す3ピース・ゴスペル・ロックスです。わずか100枚プレスという激レア・オリジナル盤に付属していたインサート・シートには、「69年に結成。教会音楽には若者に訴えかける何かが決定的に欠けていると感じ、何かしなければと始まった」と記され、キリストの永遠の力によって切り開かれるニュー・サウンドを体現していきます。
サイケでカテゴライズすればクリスチャン・サイケに分類されるのでしょうが、表現方法があまりにもプリミティヴ。冒頭から壮絶なエコー・チェンバーが発振し、連呼される「ジーザス・クライスト」「ハレ・クリシュナ」! おそらく戦争砲撃音がコラージュされた衝撃のクリスチャン・ミュージックが展開されていきます。稚拙な演奏ながら何も知らずに聴くとVELVET UNDERGROUNDのように聴こえてしまうから不思議。確実に「アチラ」側に向けられた息子の視線、さえない眼鏡ガール、若作りのミニスカート・ママ・・・。カナダの片隅でSHAGGSとVELVET UNDERGROUNDが交差した!?
「疲れちゃったから録音を終えたの。成功とか失敗とか私たちにはどうでも良かったんだと思う。エンジニアに礼を言ってスタジオを出たら、朝ごはんの話をしたわ」「でも何かをやり遂げたとは感じていたの」とは駆り出された息子の彼女、JANET TIESSENの弁。
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