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<芽瑠璃堂マガジンPRESENTS #002>

「ラジオでこの手の音楽を特集したい時、誰よりも詳しいカツさんに選曲を依頼します。彼の知識がいっぱい詰まっているガイドです」―ピーター・バラカン

日本で未だに根強い人気を誇る音楽ジャンル「アクースティック・スウィング」。2001年にヴィヴィド・サウンドから発行され、スウィング音楽を愛する多くの音楽ファンにとって、その指南書ともなった名著「ACOUSTIC SWING」。

本書はそのアップグレード版とも呼ぶべき内容で、12年の年月が経ち、その本の執筆者のひとりである鈴木カツがFACEBOOKに新たに連載した人気コラム「アクースティック・スウィング100」をベースに加筆と書き下ろしを行なった。表紙を飾るダン・ヒックスや、ジャンゴ・ラインハルト&ステファン・グラッペリ、ルウ・ロンドンにデヴィッド・グリスマン・クインテットはもちろん、ジム・クウェスキン・ジャグ・バンドからフランク・シナトラまで“スウィング”に焦点をあてたルーツ・ミュージック名盤を、延べ100以上のアーティストの計340枚で紹介。

東京・築地にかつて存在していた、著者経営による音楽バー「エニー・オールド・タイム」でその時代を音楽と共に生きてきた著者だからこそ語ることができる、音楽への愛情溢れるリアルな文章で綴った音楽日記。あの時代の空気を共有していた人も、当時生まれてさえいなかった新たな世代の音楽ファンにとってもきっと新鮮な発見がある1冊です。

解説:宇田和弘
著:鈴木カツ
判型:四六判
頁数:208ページ


掲載アーティスト抜粋:
☆エディ・ラング&ジョー・ヴェヌーティ、ルウ・ロンドン、ジャンゴ・ラインハルト&ステファン・グラッペリ、デヴィッド・グリスマン・クインテット、ダン・ヒックス&ヒズ・ホット・リックス、デイヴ・アポロン、ジョン・ミラー、レオン・レッドボーン、ジョン・ピザレリ、ホーマー&ジェスロ、ジム・クウェスキン・ジャグ・バンド、セントラル・パーク・シークス、ボブ・ウィルズ&テキサス・プレイボーイズ、エメット・ミラー、ザ・キャッツ&ザ・フィドル、トニー・ライス・ユニット、スタッフ・スミス、ライル・リッツ、リオ・ニド、ルイ・プリマ、ランバート、ヘンドリックス&ロス、ロバート・クラム、メンフィス・ジャグ・バンド、フレッド・アステア、ナット・キング・コール、フランク・シナトラ & モア・モア・・・。