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70年当時日本オンリー発売の幻の1STソロ・アルバムがCDリイシュー!
イギリスで最も有能なセッション・ギター・ヒーローと謳われるCHRIS SPEDDING。69年後半に録音されるものの本人の意向で一時お蔵入りに、しかしなぜかひっそりと日本でのみリリースされることとなった邦題『無言歌』。
当然同時期のNUCLEUSに近いジャズ・ロック色の濃い一枚に仕上がっており、自身も参加したBATTERED ORNAMENTSのベーシストROGER POTTER、NUCLEUS/SOFT MACHINEのドラマーJOHN MARSHALL、DEREK BAILEYとのISKRA 1903で活動しELTON DEAN周辺にも顔を出すフリー・インプロ・トロンボニストPAUL RUTHERFORD (FRANKIE GOES TO HOLLYWOODのゲイ・シンガーとは別人)にピアニストJOHN MITCHELLが参加。
BATTERED ORNAMENTSを率いCREAMの作詞家としても知られるPETE BROWNとの共作"STATION SONG"をはじめ、インプロ冴える前衛ジャズからフリー・フォームな逸品にジャズ・グルーヴ、ハード・ロッキン・フュージョンな"I THOUGHT I HEARD ROBERT JOHNSON"まで、CHRIS SPEDDING本人が内容に納得していなかった作品とは言うものの、SPEDDINGの渋くも超絶なテクニックが随所に光る英国らしいプログレッシブなジャズ・アルバムです。
本人監修によるリマスター。未発表曲"SUB-CONTINENTAL DRIFT"をボーナス収録。
CHRIS SPEDDING / クリス・スペディング