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ギリシャ産ジャズ・ファンク幻音源が発掘LPリリース!
交響曲、合唱曲、バレエ、演劇音楽、室内楽、電子音楽、フィルム・スコア、ジャズ/フュージョンなどなど多様なジャンルを横断し活動するギリシャのコンポーザーKYRIAKOS SFETSAS。若き日には地元でクラシックの素養と共にギリシャの民俗音楽に接しジプシー・オーケストラとも共演、63年から66年までアテネの国立音楽院でKRINO KALOMIRIにピアノを、MICHALIS VOURTSISに音楽理論を師事、64年にはMARIA CALLASのギリシャでのラスト・パフォーマンスにピアノで帯同、67年にパリで奨学金を得るとMAX DEUTSCHに作曲やオーケストラ指揮を師事、さらにはご存知ギリシャ系フランス人の数学的建築的音楽家IANNIS XENAKISやイタリアの電子音楽/ミュージック・セリエル主導者LUIGI NONO、自由な無調性を模索したフランスのHENRI DUTILLEUXといったヨーロッパを代表する作曲家たちとも親交を深めていきました。
60年代後半から70年代前半をフランスで過ごし、世界初の4チャンネル・テープ作品のひとつとなった自身初のレコードにして激レア盤『FOUR-CHANNEL ELECTRO-ACOUSTIC MUSIC FOR THE "BALLET SMOG"』等を手がけたのち、75年秋にはギリシャへ帰国。国立ラジオ局等で働きながら76年に自身のオーケストラGREEK FUSION ORCHESTRAを結成し、幼き日の地元での記憶とパリでのアヴァンギャルド時代に共に立ち戻るかのようにギリシャの伝統音楽の拡張を模索していきました。
そして産み落とされたプログレッシヴ・ジャズ・フュージョン・ファンクな作品群は一部が80年に『GREEK FUSION ORCHESTRA』として結実しますが、本作はこれまで未発表の音源から編まれた 当時の最高音質でステレオ・リール・トゥ・リール録音されたピュア・オーディオファイル音源となっています。
哀愁の流麗ジプシー・ジャズが徐々にファンキーに変化していく"GYPSY PATTERN"、フォーク・クラリネットがアルトとともに在りし日のALBERT AYLERのように唄う"MORNING EXPECTATIONS"、より実験色豊かに展開される"TRANSITION"、中近東風味を醸す民俗音楽がグルーヴを纏う"OVERTURN"など全6トラック。
貴重フォト、ライナーノーツ掲載ブックレット。
ゲートフォールド・スリーヴ装。ダウンロード・コード付属。
KYRIAKOS SFETSAS / キリアコス・スフェツァス