<ニコレッタ・ラーソン :ミニ・バイオグラフィ> 1952年7月17日モンタナ州ヘレナ出身、ミズーリ州カンザスで思春期を過ごし、音楽に親しむ。その後サンフランシスコに移り、レコードショップで働きながら歌手をめざしオーディションに明け暮れる。'75年リリースのコマンダー・コディのアルバムに参加するなどでチャンスをつかみ、やがてニール・ヤングのセッションに参加する。'78年テッド・テンプルマンのプロデュースでニール・ヤングの「LOTTA LOVE」でデビュー。シングル・チャートTOP10入りのヒットとなる。1STアルバム『NICOLETTE』もアルバム・チャート最高位15位のヒットとなった。翌79年2ND『IN THE NICK OF TIME』、80年3RD『RADIOLAND』、82年4TH『ALL DRESSED UP AND NOWHERE TO GO』とコンスタントにアルバムをリリース。デビュー作のようなヒットには恵まれなかったが、その後もトム・ジョンストン、リンダ・ロンシュタット、グラハム・ナッシュ、ドゥービー・ブラザーズら多くのアーティストのアルバムにヴォーカルで参加するなど、ウエスト・コースト・サウンドに欠かせない存在となっていた。80年代半ばにはナッシュビルに拠点を移してアルバムをリリースするなどの活動を続けるが、'97年45歳の若さで病気のために亡くなった。
