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2018.02.07

チケットお取り扱い♪ 2/21-2/24 爆音映画祭2018 特集タイ|イサーン VOL.2」『前売り3回券』、『花草女王+チャウィーワン・ダムヌーン・ライヴ』、『モーラム・ライヴ』



「爆音映画祭2018 特集タイ|イサーン VOL.2」

日程:2018年2月21日(水)- 24日(土)
会場:Shibuya WWW(東京都渋谷区宇田川町13-17ライズビル地下)
主催:boid、空族、Soi48
協力:WWW、Thai Film Archive、オリエンタルブリーズ
助成:国際交流基金アジアセンター

http://bakuonthai2018.com/    
問い合わせ boid 樋口・田中 03-3203-8282 bakukons@boid-s.com/空族 岩井 iwai@kuzoku.com




チケット取り扱い店舗

ディスクユニオン 新宿ラテン・ブラジル館 (4F)

ディスクユニオン 新宿ロック新品ストア (1F)

吉祥寺店

●ONLINE STORE (ページ下部をご覧ください。)




爆音映画祭2018 特集タイ|イサーン VOL.2に寄せて

イサーン特有の楽器、ケーンの音が脳天から足先までを貫いて、気がつくと腰が身体が揺れている。踊っているというより何かに突き動かされているという感じ。誰にも止められない。イサーン人でもない東京に住む軟弱な日本人である自分にもこんな力があったのかと、その時初めて知らされる。世界を変える力、人生を変える力と言ったらいいか。ケーンの音にはそんな力がある。ケーンを通しそんな力がわれわれの身体に注入されるのだ。

一時期タイでは、ケーンの演奏が禁じられていたという。治世者としては当然の振る舞いだったようにも思う。禁じた人は、このケーンの力をはっきりと実感していたに違いない。日本の楽器「笙」にも似た、いくつもの管の集合体としてある楽器ケーンは、まさに自ら管となって、歴史の底からやってくる音たちを通過させ、今ここへと届けるのである。今ここをコントロールしようとする者たちにとって、そんな厄介なものはないはずだ。

たとえば『ロード・オブ・ザ・リング』の指輪も似た力を、それは持つのかもしれない。しかしたったひとつしかなくそれゆえ無益な権力闘争を生む指輪と違い、ケーンは誰にも手にすることのできる楽器である。指輪が権力者のためにあるものだとしたら、ケーンは徹底して民の側にあるのだ。それは常に「民の力」を呼び覚ます。その音に載せて語られる「モーラム」は、どこにでもいるあなたや私の小さな物語を歌い、その積み重ねが大きな力を生み出す。「Power To The People」と、それは常に訴え続けるのだ。

気がつくとすべてが滑らかにコントロールされつつあるこの日本にも、それらが響く隙間はある。今回が2回目の「爆音映画祭タイ/イサーン」。隙間はまだ小さいが、ケーンとモーラムの響は隙間の大小とは関わりのない強さを持つ。いつしかその響きが日本中を覆うようになる、そんな日を夢見ての4日間。誰にも夢見る権利はあるのだ。イサーンから届けられる映画と音楽がきっと、この滑らかな日本を騒がしく沸騰させてくれるに違いない。

Power To The People!

樋口泰人(boid主宰/爆音上映&爆音映画祭プロデューサー)


イサーンとは

タイ東北部の名称。タイ王国の人口は約6718万人。イサーンの人口はタイ王国総人口の約三分の一を占める。ちなみにバンコクの人口は約825万人。都市圏の人口を合わせると約1456万人というから、いかにバンコクが東南アジア屈指の世界都市であるかがわかる。イサーンはラオスとカンボジアに隣接している。北部はイサーン語と呼ばれるラオス語に近い言葉が使われ、南部はクメール系住民が多い。食文化も異なりソムタム(パパイヤのサラダ)、ガイヤーン(焼き鳥)、カオニャオ(もち米)などが有名である。決して豊かとは言えない不安定な土壌での農業従事者が多いため、低所得者が多くバンコクに出稼ぎに行く者が多い。バンコクではタクシー運転手、土木現場の作業員、飲食店、水商売で労働する者が多く、中央のタイ人の差別対象として見られることも少なくない。このように都会と地方だけでなく人種問題も混じった格差が存在する。微笑みの国と呼ばれるタイだがこういった裏の面も存在するのだ。
そんなネガティブなイメージがつきまとうイサーンだが、非常に豊かな娯楽文化を持っている。60年代からイサーン人をターゲットにした映画、音楽が大量に作られていたのだ。TV、インターネットが普及していない娯楽の少ない時代、映画と音楽が制作されるのは当たり前と思うなかれ。近隣諸国のラオスや、ミャンマーは自国でレコードを制作する豊かさを持っていなかったのだ。カンボジアはポルポトの影響でポップス産業に空白期間が生まれている。そんな中イサーンは語り芸モーラム、イサーン語の歌謡曲のレコードやイサーン人用の大衆映画を制作していたというから驚きだ。何故豊かと言えないイサーン人にこのような文化が根付いているのか?その答えは簡単だった。
タイを代表する音楽プロデューサー、ドイ・インタノンはこう言っている。「イサーン人は娯楽のための金を惜しまない。たとえ1日働いた稼ぎが消えようとも欲しい音楽には金を払う」と。つまり単純に娯楽が好きな人々なのである。70年代?90年台初頭にかけてレコードを大音量でかける移動式サウンドシステム・ジュークボックスや野外映画上映が農村を回っていた。特に農村部での映画の野外上映は大好評で、入場料は無料、かわりに興行主から薬を買うという富山の薬売り商法が成り立っていたのだ。
今回紹介する映画は中央の知識階級が映したイサーン、イサーン人を喜ばせるためにイサーン人自ら制作した大衆映画、イサーン人の境遇を生々しく描いた映画がラインナップされている。様々な角度から描かれたイサーンと素晴らしい音楽を味わってもらいたい。そこにはアピチャッポン・ウィーラセタクン、空族の映画『バンコクナイツ』に繋がる重要なヒントがあるかもしれない。Soi48(宇都木景一&高木紳介)




タイの東北部、イサーン地方の映画と音楽にどっぷりと浸る4日間。

空族新作『バンコクナイツ』やアピチャッポン・ウィーラセタクンの作品の舞台ともなり、バンコクを睨みつつ外側の世界とも緩やかにつながって独自の文化を作り上げたイサーンの、その濃厚な空気をそのまま渋谷に再現!

VOL2では、前回話題となった音楽映画『花草女王』のモデルであるタイの人間国宝チャウィーワン・ダムヌーンが来日し、モーラムの特別レクチャーを。また最終日には若手ナンバー1ケーン奏者のポンサポーン・ウパニのケーンの音に乗せてチャウィーワン・ダムヌーンと同じく人間国宝のポー・サラートノーイが掛け合うモーラムに、日本唯一のピン・プラユック・バンドMONAURAL MINI PLUG、スリ・ヤムヒ・アンド・ザ・バビロン・バンド、そしてエマーソン北村が参加するスペシャルライヴを開催。
Soi48セレクトによる日本初公開作や前回上映のベストセレクションのイサーン映画と空族作品の爆音上映を関係者のトークと共に。


<料金>
爆音上映(ディスクユニオンでは前売3回券3600円のみのお取り扱い)
チャウィーワン・レクチャー&ミニライヴ&『花草女王』上映+タイご飯付(前売3300円/当日3800円)
モーラム・ライヴ(前売3500円/当日4000円)


※出演者については、必ず公式サイトをご確認の上お申し込みください。
※全ての回ドリンク代別/完全入替制/各整理番号順にご入場いただきます。
※前売と当日1回券及び前売3回券は2/22「チャウィーワン・レクチャー&ミニライヴ?」と2/24「モーラム・ライヴ」には使用できません。
※前売3回券は引換券の発券となり、チケットは1枚発券されます。初回ご利用時に窓口で1回券×3枚とお引換の上、ご入場ください。
※整理券は各日、初回上映回の開場1時間前より配布します。ご覧になる上映回毎に整理券を受付にてお受け取りください。
※当日満席の場合はお立見、あるいは入場できなくなる場合がございますので、お早目にご来場して受付をお済ませください。
※現存するマスター起因により上映素材の映像・音声の状態が悪くお見苦しい作品もありますことを、予めご了承ください。


WWW
〒150-0042東京都渋谷区宇田川町13-17 ライズビル地下
TEL 03-5458-7685




爆音上映作品

2月21日(水) Soi48 DAY

 
『タクシードライバー』 The Citizen
1977年/タイ/124分/デジタル
監督・脚本・撮影:チャトリ・チャラーム・ユーコン
音楽:ピセッ・サンスワン
出演:ジャトゥポン・プーアピロム、ピンヨー・パーンヌイ、ウィヤダー・ウマーリン   
提供:Five Star Production   
c Five Star Production Co., Ltd.
プリンス・チャトリ監督は留学先のUCLAでフランシス・F・コッポラやロマン・ポランスキーらと共に映画を学んだタイ映画を代表する作家である。王族でもあった彼はそれまでのタイ映画にあまり見られなかった“社会派”の作品を次々に生み出した。本作『タクシードライバー』は、ベトナム戦争時に兵站としてイサーン各地に造られた米軍基地(そこからベトナム、ラオス、カンボジアに爆撃機が飛び立っていった)のGIに妻を奪われ、ひとりバンコクに出稼ぎに出たイサーンの若者が主人公だ。
中央タイ映画において初の試みといってよいイサーン語(ラオス語)を喋る主人公が登場したこの映画は公開時にはタイ語の字幕が付けられた。現在でも中央バンコクと地方イサーンでは厳然たる差別が存在する。スラムに響く故郷のケーンの音色の中で、人間の尊厳を奪われたひとりの男が立ち上がる。『ハーダー・ゼイ・カム』、スコセッシの『タクシードライバー』と時を同じくして。(相澤虎之助)


『バー21の天使』 The Angel of Bar 21
(1978年/タイ/135分/デジタル)
監督:ユッタナー・ムックダーサニット
脚本:パンテワノップ・テワクン
撮影:ソムチャイ・リーラーヌラック
音楽:タリーパン・テープシリ
出演:チャントラー・チャイナーム、スチャオ・ポンヴィライ
提供:Five Star Production   
c Five Star Production Co., Ltd.
『トーンパーン』『蝶と花』『ナンプーは死んだ』で有名なユッタナー・ムックダーサニット監督のデビュー作。ジャン=ポール・サルトルの「恭々しき娼婦」をベースに捉えた痛烈な体制批判を含んでいながら、ミュージカル・ナンバーを全編に散りばめるなど異色のタイ映画になっている。バンコクのパッポン通りを舞台に夜働く女とチンピラの交流を描きながら善と悪、正義とは何かを描く。スラサワディー賞で主演女優賞を受賞したチャントラー・チャイナームの演技にも注目。(宇都木景一)

 
『田舎の教師』 Khru Ban Nok
(1978年/タイ/92分/デジタル)
監督:スラシー・パータム
脚本 セーンヤーヌパブ・サンカワニット、トッサポーン・ナーッカトン
撮影 ニワット・シンラパソムサック
音響 ポン・アシワグン
出演 ピヤ・トラクンラート、ワートナー・シッティウェー、ノッパドン・ドゥアンポーン
提供:Boonserm Kietmingmongkol   
c Boonserm Kietmingmongkol
『ルーク・メー・ムーン』やイサーンを題材にした映画を手がけているスラシー・パータム監督のデビュー作であり、1978年にロングランをした大ヒット。イサーンの小学校に派遣された青年教師が、農村社会の階級構造、役人の腐敗に出会う物語で『タクシードライバー』と並ぶタイを代表する社会派映画である。イサーンの厳しい自然環境、食生活、精霊信仰を映し、観る者に田舎の素晴らしさと過酷な一面を体験させてくれる。お笑いペット・ピン・トーン一座のノッパドン・ドゥアンポーンも出演。(宇都木景一)
※現存するマスター起因により上映素材の映像・音声の状態が悪くお見苦しいことを、予めご了承ください。


■2月22日(木) チャウィーワンDAY
 

『モンラック・メーナム・ムーン』 Mon Rak Maenam Moon
1977年/タイ/114分/デジタル
監督・脚本:ポンサック・チャンタルッカー
脚本:ニワット・シンパソッムサック
音楽:スリン・パクシリ
出演:ソンバット・メータニー、ナオワラット・ユックタナン、ノパドン・ドゥアンポーン   
提供:Boonserm Kietmingmongkol   
c Boonserm Kietmingmongko
70年の伝説的音楽映画『モン・ラック・ルークトゥン』のヒットを受け制作された幻のイサーン映画。ウボンラチャタニーを流れるムー川を背景にイサーン人の生活を描く。ダオ・バンドン、テッポーン・ペットウボン、シープライ・チャイプラなどルークトゥン、モーラム歌手が大集合。イサーンのコメディー王ノパドン・ドゥアンポーン、電気ピンを発明したトーンサイ・タップタノンが所属するお笑い楽団ペットピントーンも映画に華を添える。イサーン音楽の重要人物であり作詞家でもあるポンサック・チャンタルッカーが監督となり、音楽プロデューサーのスリン・パクシリに「イサーン版『モン・ラック・ルークトゥン』を製作してくれ」と依頼。イサーン音楽界が総力をあげて製作した傑作音楽映画。(宇都木景一)
※現存するマスター起因により上映素材の映像・音声の状態が悪くお見苦しいことを、予めご了承ください。

 
『花草女王』 Rachinee Dok Ya
1986年/タイ/125分/デジタル
監督:スラシー・パータム
脚本:スパルーク・クライルーク
音楽:ポンサック・チャンタルッカー
出演:プロームポン・ノッパリ、チャウィーワン・ダムヌーン、トーンカム・ペンディー
提供:SF Cinema City       
c Suwat Thongrompo
モーラム楽団をコンテストで優勝させるためにバンコクの青年とイサーン人達が知恵を絞り伝統音楽を進化させる音楽映画。社会派映画と異なりバンコクとイサーンの格差、都会と田舎の文化の違いを面白く軽快に描いている。『モンラック・メーナム・ムーン』で監督をつとめたポンサック・チャンタルッカーが音楽を監修し、臨場感あふれる当時のライブの様子、スタジオ風景が映っている。そして伝説のモーラム楽団、ランシマン楽団のチャウィーワーン・ダムヌーンとトーンカム・ペンディーがコンビで出演。バンコク青年にモーラムの基礎を教え込むために様々なモーラムの型を披露するシーンはこの映画の見所だろう。製作された86年から現在に至るまでイサーンの野外映画やお祭りで上映され、娯楽を愛すイサーンの心をつかんだ人気作。単純で解りやすいストーリーは心地よさ200%。(宇都木景一)
※    現存するマスター起因により上映素材の映像・音声の状態が悪くお見苦しいことを、予めご了承ください。


2月23日(金) 空族DAY
 

『トーンパーン』 Tongpan   
1976年/タイ/63分/デジタル
監督:ユッタナー・ムックダーサニット、スラチャイ・ジャンティマートン、ラッサミー・パオルアントーン、パイジョン・ライサグン
脚本:カッムシン・シーノック、ウィッタヤーゴーン・シアングーン、パイジョン・ライサグン、マイク・モーロー
撮影:フランク・グリーン
音楽:スラチャイ・ジャンティマートン
出演:オンアット・マニーワン、ポッムホーム・ピラーソッムバット、スラチャイ・ジャンティマートン   
提供:Multimedia Thailand   
c The Isan Film Group
1976年制作、イサーン人農夫の生活と苦悩を描いた社会派映画。75年に実際に問題となったルーイ県のダム建設問題を題材に白黒16mmで撮影。主人公のトーンパーンは妻と2人の息子がおり、生きるために農作業だけでなくムエタイの試合に出場したり、サムロー(人力三輪車)の運転手をしていたりする。ただでさえお金がないのにもかかわらずダム建設で人生が一変する。民主化運動が高まり、共産主義者が隠れることとなったイサーンが舞台のために当時タイ政府から上映が禁止になったという幻の問題作。しかし海外では、その心に迫る生々しい映像から高評価を得てアジアン・アメリカ・インターナショナル・フィルム・フェスティバルでオスカーを受賞。その後『蝶と花』、『メナムの残照』を残しタイ映画の巨匠となったユッタナー・ムックダーサニットの貴重な初期作でもある。(宇都木景一)
※現存するマスター起因により上映素材の映像・音声の状態が悪くお見苦しいことを、予めご了承ください。

 
『映画 潜行一千里』
2017/日本/122分/デジタル
監督:向山正洋
撮影:スタジオ石(向山正洋、古屋卓麿)
音楽:DJ KENSEI
整音:山﨑巌
出演:スベンジャ・ポンコン、富田克也、相澤虎之助、川瀬陽太ほか
製作:山口情報芸術センター[YCAM]
企画・配給・提供:空族
c Yamaguchi Center for Arts
映像集団空族が構想10年をかけて制作した映画『バンコクナイツ』の知られざる核心に迫ったメイキング・ドキュメンタリー。タイ・ラオスを縦断した一千里、約4000キロのオールロケ。旅を続けながら映画を撮り、次第に映画そのものが旅となってゆく。回り続けるキャメラは必然的に東南アジアの戦争の歴史を浮き彫りにし、そこで生きる人々の抵抗の輝きを映し出す。現地の人々が役者として出演し、さらにはスタッフとして一緒に仲間になって一本の映画を生み出す空族の制作スタイルも垣間見えてくる。監督はヒップホップクルー「stillichimiya」の映像ユニット”スタジオ石”の向山正洋。向山は“スタジオ石”として『バンコクナイツ』の撮影を進める傍ら撮影風景の裏側も記録に収め、100時間を越える映像を基に構成された本作は、空族についてのドキュメンタリーでもある。
 

『サウダーヂ』
2011年/日本/167分/35mm
監督:富田克也
脚本:相澤虎之助、富田克也
撮影:高野貴子
録音・音響効果:山﨑巌
出演:田我流、鷹野毅、伊藤仁、ディーチャイ・パウイーナ、デニス・ハマツ、尾﨑愛、川瀬陽太
提供:空族
“移民・土方・ヒップホップ”をテーマに地方都市の現状を描いた空族の代表作。山梨県甲府市。不況と空洞化が叫ばれて久しい地方都市。そこには、崩壊寸前の土木建築業などで働く日本人と共に日系ブラジル人、タイ人などの移民労働者たちが過酷な状況のもとで懸命に生きている剥き出しの“生”の姿があった。“saudade” 一言では説明できないポルトガル語。郷愁、情景、憧れ。そして、追い求めても叶わぬもの。不況で職を失った外国人労働者たち。この国で生きてきた彼らは再び遠い故国に帰るしかないのか?一方、先の見えない生活環境から外国人を敵視し、否定することで自分を支えようとする日本人の若者。彼が所属する日本人ヒップホップ・クルーと日系ブラジル人のクルーが競い合うパーティーの夜が始まる。


■2月24日(土) モーラムユニットDAY
 

ルーク・メー・ムーン Look Maenam Moon 国内初上映
(1980年/タイ/124分/デジタル)
監督:スラシー・パータム
脚本 セーンタイ、パタイ・プーター、ダーラーポーン
撮影 ニワット・シンラパソムサック
音楽 スリン・パークシリ
出演 ピヤ・トラクンラート、ソムチャート・プラチャータイ、ノッパドン・ドゥアンポーン、ダオ・バンドン
提供:Boonserm Kietmingmongkol   
c Boonserm Kietmingmongkol
ウボンラーチャターニー県周辺を流れる、イサーンを代表するムーン川で生活する人間について描いた娯楽映画。モンラック・メナーム・ムーンのヒットを受け1980年に制作されたミュージカル調の映画で、ノッパドン・ドゥアンポーン、ダオ・バンドン、テープポーン・ペットウボン、バンコクナイツにも出演したアンカナーン・クンチャイといったイサーンのスター歌手が勢揃い。雄大な自然と人間の動きを見事にとらえたスラシー・パータムによるカットと鬼才スリン・パークシリによる音楽も見逃せない。空族富田克也監督も太鼓判のイサーンの雰囲気を見事に体感できる傑作です。(宇都木景一)
※現存するマスター起因により上映素材の映像・音声の状態が悪くお見苦しいことを、予めご了承ください。




出演者プロフィール
 
チャウィーワン・ダムヌーン CHAWIWAN DAMNOEN
1945年生まれ。ウボンラーチャターニー県出身の女性モーラム歌手。先祖代々ラオスの王室に仕えた名門モーラム一家出身で、60年代から70年代にかけて絶大な人気を誇ったモーラム楽団、ランシマン楽団の初代歌姫を務めた。アンカナーン・クンチャイ、バーンイエン・ラーケンの師匠であり、86年にはモーラム映画『花草女王』に出演&監修。93年には女性モーラムとして初めての人間国宝となった。伝統的なモーラム歌手の第一人者としてタイを代表するモーラム歌手であり、イサーン人歌手からは母と慕われる存在である。現在、廃れつつある彼女の得意とするウボンラーチャターニー地方独特の節回しは必見。

 
ポー・サラートノーイ PO CHALATNOI
1947年生まれ。ウボンラーチャターニー県出身の男性モーラム歌手。トーンカム・ペンディーに師事しアンカナーン・クンチャイと共にウボン・パタナー楽団で活躍。その色気のある喉は唯一無二の存在感を放つ。ケーン・ダーラオ亡き今、残された最後の大物男性モーラム歌手として日々ライブ、後進の育成に取り組んでいる。今回チャウィーワンとの男女対での人間国宝モーラム同士の掛け合いは要注目。


ポンサポーン・ウパニ PONGSAPON UPANI
1991年生まれ。コンケーン県出身のケーン奏者。タイ若手ナンバーワンのケーン奏者として活躍。人間国宝であるチャウィーワン・ダムヌーン、アンカナーン・クンチャイからの信頼も厚い。ケーンだけでなく、ピンや打楽器、そしてスタジオ・エンジニアもこなすイサーンの音楽界を背負う新世代アーティスト。


MONAURAL MINI PLUG
タイの人気ピン奏者テック・ラムプルーンから学んだ日本唯一のピン・プラユック・バンド。電気ピン奏者、真保信得とパーカッション冨樫央を中心に5人で作り出すグルーブはまさに現地そのもの。さらに、ケーン奏者、牛田歩が加入し、現座進行形で発展中。都内の公園、路上、ライブハウスで活動中。
https://monaural-mini-plug.jimdo.com/


Suri Yamuhi And The Babylon Band スリ・ヤムヒ・アンド・ザ・バビロン・バンド
映画『バビロン2-THE OZAWA-』(監督:相澤虎之助/2012年)のサウンドトラック製作のために結成。映画の主題のひとつでもあるベトナム戦争当時の前線で聞かれた60年代のロック・ポップスを研究し、それらへのオマージュを捧げるアルバム『Exile of Babylon』を2012年にリリース。その後スリヤムヒのボーカルを主軸に据えて、スリ・ヤムヒ・アンド・ザ・バビロン・バンドとして、日本語による新しいロックを探求し、アルバム『Suri Yamuhi』を2014年に発表。『バンコクナイツ』にも楽曲を提供している。
http://suriyamuhi.com/


エマーソン北村
キーボード奏者として後期のJAGATARA、MUTE BEATに参加。その後もフリーのミュージシャンとして忌野清志郎&2・3's、EGO-WRAPPIN'、斉藤和義、シアターブルック、キセルなど数多くの個性的なバンド・アーティストと共に活動し、’90年代から現在に至る音楽シーンを常に支えてきた。2014年にソロアルバム「遠近(おちこち)に」、2016年にエッセイも収録した「ロックンロールのはじまりは」をリリースし、「エマソロ」と呼ばれる一人ライブではフジロックから古書店の店頭まで、全国をフットワーク軽く巡っている。2月には『バンコクナイツ』トリビュート12インチアナログ盤「田舎はいいねEP」をリリース。
www.emersonkitamura.com


相澤虎之助
1974年埼玉県生まれ。早稲田大学シネマ研究会を経て空族に参加。監督作、『花物語バビロン』('97) が山形国際ドキュメンタリー映画祭にて上映。『かたびら街』('03)は富田監督作品『雲の上』と共に7ヶ月間にわたり公開。空族結成以来、『国道20号線』('07)、『サウダーヂ』('11)、『チェンライの娘』('12)『バンコクナイツ』('17)と、富田監督作品の共同脚本を務めている。自身監督最新作はライフワークである東南アジア三部作の第2弾、『バビロン2-THE OZAWA-』('12)。
http://www.kuzoku.com/


向山正洋(MMM・スタジオ石)
1982年生まれ。日本大学芸術学部卒業。漫画家を経て、2010年より「スタジオ石」として、MV 制作、イラスト、デザイン、立体制作など多角的に創作活動を始める。ラップグループ「stillichimiya」のメンバーとして音楽活動もおこなう。脚本、演出、撮影、編集まですべてをこなすMV作品は、おもにweb上で公開、注目を集め、ジャンルを超えたアーティストから制作オファーが殺到している。『映画 潜行一千里』は向山が「スタジオ石」として『バンコクナイツ』の撮影を進める傍ら、自らカメラを回し空族の撮影風景の裏側を記録に収めた監督作品である。
http://studioisi.com/TOP.html


Soi48(KEIICHI UTSUKI & SHINSUKE TAKAGI)
旅行先で出会ったレコード、カセット、CD、VCD、USBなどフォーマットを問わないスタイルで音楽発掘し、再発する2人組DJユニット。空族の新作映画『バンコクナイツ』にDJとして参加、EM Recordから発売されているタイ音楽作品の監修も手がけている。タイ音楽と旅についての書籍「TRIP TO ISAN :旅するタイ・イサーン音楽ディスクガイド」好評発売中。
http://soi48.blogspot.jp/
https://www.instagram.com/soi48/


樋口泰人
1957 年山梨県生まれ。映画批評活動を経て、単行本、CD などを製作・発売するレーベル「boid」を98 年に設立。04 年から、東京・吉祥寺バウスシアターにて、音楽用のラ イヴ音響システムを使用しての爆音上映シリーズを始め、「爆音映画祭」は現在も全国的に展開中。著書に『映画は爆音でささやく』(boid)、『映画とロックンロールにおいてアメリカと合衆国はいかに闘ったか』(青土社)。最近の主な配給作品に『地獄の黙示録劇場公開版』『地球に落ちて来た男』『PARKS パークス』『DARK STAR/H・R・ギーガーの世界』など。
boid: http://www.boid-s.com/
爆音映画祭: http://www.bakuon-bb.net/
 


36 chambers of spice
まだまだ知られていない
美味しいものをつくる、ひろめる。
をモットーに本当にエスニック料理好きなお客様に向けてこだわりのエスニック食材の開発を行う食品メーカー。
https://www.36cos.com/profile-1/




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