今回ご紹介するそのレッド・モリーの女性ドブロギター奏者/シンガーのアビー・ガードナーの2006年ソロ作品『HONEY ON MY GRAVE』も自主製作で、恐らく全米でも一部のCDショップや通販サイト、またはライヴ会場でしか販売されていないCDですが、その作品のクオリティは高く、特筆すべきものがあって、現在、当店スタッフの心を完全に補足しているのです。
そのアビーによるソロ2作目となるのが2006年発表の『HONEY ON MY GRAVE』。オールドジャズに囲まれて育ち、アコースティックなブルースやフォークにも慣れ親しんだ彼女が作る自作曲中心のサウンドは秀逸です。
ABBIE GARDNER・・・VOCALS, DOBRO, GUITAR
MATT MUNISTERI・・・GUITAR
PETER CARR・・・BANJO, BACK GROUND VOCALS
BENNY RIETVELT・・・BASS
LAURIE MACALLISTER・・・BACKGROUND VOCALS
PAT WICTOR・・・VOCALS AND LAP SLIDE (TRACK 11)
ファッツ・ウォーラーのナンバー「AIN'T MISBEHAVIN'」
ドブロの旋律が妖しく光るマイナー調のサウンドによるトラディショナル・フォーク・スタイルの作品表題曲「HONEY ON MY GRAVE」、ドブロ弾き語りで優しい語り口の歌が印象的な「I'M A FOOL」、ファッツ・ウォーラーの楽曲を取り上げた「AIN'T MISBEHAVIN'」ではソウルフルに歌い上げます。続く「ONE LOVE」は2003年の「ジョン・レノン・ソングライティング・コンテスト」でファイナリストに輝いた時の楽曲で伸びやかなヴォーカルが魅力的なバラード・ナンバーで、この2曲で彼女が歌巧者であることをしっかりと聴き手にアピールしています。
「CAFFEINE」はドブロからアコギに持ち替えての名演。シンガーソングライターな作品としても秀逸で、シンプルな構図ですが情感が歌に宿った静かなる熱唱を披露。バンジョーのコトコトした伴奏が牧歌的な雰囲気を演出するフォーキー・バラードの「SWEET GEORGIA PINES」、「OHIO」は本隊レッド・モリーの『NEVER BEEN TO VEGAS』にも収録されていた楽曲でPETER CARRとの男女ハーモニー・ヴォーカルとドブロの音色が大きくフィーチャーされ、背後ではさりげなくバンジョーも鳴る魅力ある軽快なフォーキー・ナンバーです。
本作のハイライトのひとつといえそうなのが「HIT THE ROAD JACK」。パーシー・メイフィールドが作曲しレイ・チャールズが歌って61年にNo.1ヒットに輝いたナンバーのカヴァーです。ほぼアカペラでのもののみごとな名唱でブラック・フィーリングが溢れる内容となっており、聴きどころ。「DREAMS」もアコギに持ち替えてのナンバー。アルバム最後を締めくくる「YOU GOTO TO MOVE」は数多くのブルースマンが歌ってきたトラディショナルなブルースの古典。PAT WICTORという男性歌手との男女デュエットでこれまた渋く、最後に相応しいナンバーです。
◆サウンドタイプ
the love child of Bonnie Raitt and Jerry Douglas だそうです。ボニー・レイットとジェリー・ダグラスの間に生まれた愛くるしい子供、でしょうか。言い得て妙です。
***収録曲***
01 HONEY ON MY GRAVE
02 I'M A FOOL
03 AIN'T MISBEHAVIN'
04 ONE LOVE
05 CAFFEINE
06 SWEET GEORGIA PINES
07 OHIO
08 HIT THE ROAD JACK
09 BREATHE AGAIN
10 DREAMS
11 YOU GOT TO MOVE (DUET WITH PAT WICTOR)
【新宿ルーツ&トラディショナル館スタッフ激押し!!】
RED MOLLY レッド・モリーの女性ドブロ奏者/シンガー ABBIE GARDNER アビー・ガードナー 2006年作品『HONEY ON MY GRAVE』 アメリカン・ルーツ音楽の遺産を広角打法で打ち返した豊潤なドブロ弾き語りシンガーソングライター作品!!
■ABBIE GARDNER アビー・ガードナー 『HONEY ON MY GRAVE』(輸入CD/2,390円)
“ディクシー・チックスmeetsオー・ブラザー!”という趣の女性フォーキー・トリオ RED MOLLY レッド・モリーで活躍する女性ドブロギター奏者/シンガー アビー・ガードナー ソロ作品!!
どのジャンルでもそうですが、特にアメリカン・ルーツ音楽シーンではメジャー・レーベルから作品を出すアーティストはほんのごくわずか。ROUNDERやSUGAR HILLなど流通網がしっかりしている有名なインディペンデント・レーベルからアルバムを発表するアーティストもごくわずかなのが実情。大半のアーティストが自主レーベルを立ち上げ、そこから自主製作CDをリリースしています。
自主製作盤というと作品のトータル・クオリティもチープなんじゃないか? そのようなイメージを言葉尻から抱きがちです。しかし、どうして。他ジャンルと比べて、プロダクションの大小の差が作品のクオリティの高低に高い確率で直結したり比例したりしないのが、アメリカン・ルーツ音楽の魅力のひとつです。
論より証拠なのが、2006年~2008年当店でNo.1セールス記録中のSTACY JAGGER(ステイシー・ジャガー)や2007年~2008年に熱い支持を得ているEILEN JEWELL(イーリン・ジュエル)などは全て自主製作CDなのです。
そして、2008年年初に初仕入れしたN.Y.を拠点に活躍する女性トリオ、RED MOLLY レッド・モリーもさながら“ディクシー・チックスmeetsオー・ブラザー!”という作風で只今好評頂いていますが、自主製作CDなのです。
今回ご紹介するそのレッド・モリーの女性ドブロギター奏者/シンガーのアビー・ガードナーの2006年ソロ作品『HONEY ON MY GRAVE』も自主製作で、恐らく全米でも一部のCDショップや通販サイト、またはライヴ会場でしか販売されていないCDですが、その作品のクオリティは高く、特筆すべきものがあって、現在、当店スタッフの心を完全に補足しているのです。
アビー・ガードナー バイオグラフィ
アビー・ガードナーは現在30代初め~20代後半。ジャズ・ピアニストとして活躍した父親ハーブ・ガードナーの娘として生まれ、音楽への興味を持ったのは幼い子供の時から。ビリー・ホリデイやエラ・フィッツジェラルドのレコードを聴きながら育ったそう。学生時代にはクラシックなフルートを演奏しており、アカペラのグループにも在籍、ボストン大学時代にはそのアカペラ・グループでCDもリリースしています。今から10年前にギターを弾き始め、同時に作曲にも着手、アコースティック・ブルースやフォーク・スタイルの楽曲を書き溜め、99年には『ABBIE GARDNER EP』を製作、初めてのフル・アルバム『MY CRAZIEST DREAM』は2004年に発表しており、1930年代のヴィンテージ・ジャズのスタンダードを中心に歌ったもので、こちらも高い評価を得ています。そして2004年からはレッド・モリーのメンバーとして活躍、活動の主体はレッド・モリーですが、他にもN.Y.の幾つかのバンドにも在籍しているそうです。
牧歌的なフォーキー・ナンバーを始め、ファッツ・ウォーラーの名曲、レイ・チャールズの代表曲、トラディショナルなブルース・ナンバーまで、アメリカン・ルーツ音楽の遺産を広角打法で見事に打ち返した高クオリティのシンガーソングライター作品!!
そのアビーによるソロ2作目となるのが2006年発表の『HONEY ON MY GRAVE』。オールドジャズに囲まれて育ち、アコースティックなブルースやフォークにも慣れ親しんだ彼女が作る自作曲中心のサウンドは秀逸です。
ABBIE GARDNER・・・VOCALS, DOBRO, GUITAR
MATT MUNISTERI・・・GUITAR
PETER CARR・・・BANJO, BACK GROUND VOCALS
BENNY RIETVELT・・・BASS
LAURIE MACALLISTER・・・BACKGROUND VOCALS
PAT WICTOR・・・VOCALS AND LAP SLIDE (TRACK 11)
ファッツ・ウォーラーのナンバー「AIN'T MISBEHAVIN'」
のメンバーで録音。マット・ムニステリはバッファローレコードから『ラブ・ストーリー』というCDを国内盤で出しているNYのお洒落ジャズギタリスト、ローリー・マクアリスターはレッド・モリーのメンバーです。
基本は、ドブロ弾き語りによるアビーの歌巧者な歌。全体的に、アビーの伸びやかで滑らかな歌が活き活きと映える作りになっています。弾き語りというと素朴な印象を受けますが、そんなことはなく、随所でバンド・メンバーによる的確な伴奏が入り、また、取り上げている楽曲のジャンルもアメリカン・ルーツ音楽を広く視野に収めたもののため、調子一辺倒になることなく、聴く印象としては「豊潤」という言葉がぴったりくるアルバムです。
ドブロの旋律が妖しく光るマイナー調のサウンドによるトラディショナル・フォーク・スタイルの作品表題曲「HONEY ON MY GRAVE」、ドブロ弾き語りで優しい語り口の歌が印象的な「I'M A FOOL」、ファッツ・ウォーラーの楽曲を取り上げた「AIN'T MISBEHAVIN'」ではソウルフルに歌い上げます。続く「ONE LOVE」は2003年の「ジョン・レノン・ソングライティング・コンテスト」でファイナリストに輝いた時の楽曲で伸びやかなヴォーカルが魅力的なバラード・ナンバーで、この2曲で彼女が歌巧者であることをしっかりと聴き手にアピールしています。
「CAFFEINE」はドブロからアコギに持ち替えての名演。シンガーソングライターな作品としても秀逸で、シンプルな構図ですが情感が歌に宿った静かなる熱唱を披露。バンジョーのコトコトした伴奏が牧歌的な雰囲気を演出するフォーキー・バラードの「SWEET GEORGIA PINES」、「OHIO」は本隊レッド・モリーの『NEVER BEEN TO VEGAS』にも収録されていた楽曲でPETER CARRとの男女ハーモニー・ヴォーカルとドブロの音色が大きくフィーチャーされ、背後ではさりげなくバンジョーも鳴る魅力ある軽快なフォーキー・ナンバーです。
本作のハイライトのひとつといえそうなのが「HIT THE ROAD JACK」。パーシー・メイフィールドが作曲しレイ・チャールズが歌って61年にNo.1ヒットに輝いたナンバーのカヴァーです。ほぼアカペラでのもののみごとな名唱でブラック・フィーリングが溢れる内容となっており、聴きどころ。「DREAMS」もアコギに持ち替えてのナンバー。アルバム最後を締めくくる「YOU GOTO TO MOVE」は数多くのブルースマンが歌ってきたトラディショナルなブルースの古典。PAT WICTORという男性歌手との男女デュエットでこれまた渋く、最後に相応しいナンバーです。
只今、店頭で試聴できますので、ぜひ試聴してみてください。
◆ABBIE GARDNERのMYSPACEはコチラをクリック。幾つかの楽曲が試聴できます
◆影響を受けた音楽
BONNIE RAITT(ボニー・レイット)、TIM O'BRIEN(ティム・オブライエン)、JERRY DOUGLAS(ジェリー・ダグラス)、ROB ICKES(ロブ・アイクス)、SALLY VAN METER、ARETHA FRANKLIN(アレサ・フランクリン)、BILLIE HOLIDAY(ビリー・ホリデイ)、PATTY GRIFFIN(パティ・グリフィン)、RY COODER(ライ・クーダー)、RYAN ADAMS(ライアン・アダムス)、RAY CHARLES(レイ・チャールズ)、TOM WAITTS(トム・ウェイツ)、MIKE AULDRIDGE(マイク・オールドリッヂ).....
◆サウンドタイプ
the love child of Bonnie Raitt and Jerry Douglas だそうです。ボニー・レイットとジェリー・ダグラスの間に生まれた愛くるしい子供、でしょうか。言い得て妙です。
***収録曲***
01 HONEY ON MY GRAVE
02 I'M A FOOL
03 AIN'T MISBEHAVIN'
04 ONE LOVE
05 CAFFEINE
06 SWEET GEORGIA PINES
07 OHIO
08 HIT THE ROAD JACK
09 BREATHE AGAIN
10 DREAMS
11 YOU GOT TO MOVE (DUET WITH PAT WICTOR)
---
ディスクユニオンのアメリカン・ルーツ音楽/シンガーソングライター/英国フォーク専門店
新宿本館5F 新宿ルーツ&トラディショナル館
(住所/連絡先/地図/営業時間などはコチラをクリック)
通信販売承っております。詳細はコチラをクリック。