4chミックス世界初復活!!
この度メーカーのご厚意により試聴させて頂く機会がございました。そこでファラオズ・ダンスを聴かせていただきました。 Genelecのスピーカー4本。マイルスのトランペットがフロント・スピーカー右側から、非常に分厚く芯のある音に物凄いエネルギーを感じ圧倒された。 リア・スピーカー左側からはトランペットのエコーがかったサウンドが跳ね返りスペイシーな雰囲気を醸し出す。 宙を舞うショーターのソプラノ、ベニー・モウピンのうねり狂うバスクラ、マクラフリンのエッジの効いたギター、ポリリズミックでグルーブ感溢れるサウンドはまるで演奏者に取り囲まれているかのよう。 自宅でもまあそれなりの機器で2チャンネル再生で十分かと思っておりましたが甘かった。現代のテクノロジーで蘇ったクアドラフォニック。やはり楽器それぞれの際立ち方は別物です。 これは試聴環境も構築し直さねば... 素晴らしい企画です。 ディスクユニオン・ジャズ担当 追記:GENELEC1032Bは高くて手が出ませんでしたのでDYNAUDIOのパワードスピーカーを4本手に入れOPPOのプレイヤーからダイレクトに再生してみましたがスタジオで聴かせていただきました音に一歩近づき堪能しているとことです。また2チャンネル再生もこの音楽で変な表現かもしれませんが非常に整って大変聴きやすい音でしたので、とりあえずは4チャンネル試聴環境が整わなくてもお薦めです。 |
■SACDマルチ(4ch)1971年に4chミックス盤として世に出たクアドラフォニック盤アナログ・マスターから47年ぶりに世界初SACD化。フロント、リアの4チャンネル。
■SACD STEREO/CD層:1970年に発売されたアナログ・マスターからの最新マスタリング・7インチ紙ジャケット(アナログ・シングル・サイズ)
■1972年発売 日本盤クアドラフォニックLPのアートワーク初復刻。
■カルロス・サンタナの特別寄稿(1998)復刻。
■野口久光氏による1970年発売時オリジナル・ライナーノーツ復刻。
■原雅明氏によるクアドラフォニック・ミックス復活の解説。
ジャズ史上最も革命的な内容で歴史を変えたマイルス・デイビスの衝撃作『ビッチェズ・ブリュー』(70)のクアドラフォニック作品がSA-CDマルチ・チャンネルで世界初登場!
2channelもアナログ・マスターからの最新マスタリングで、発売から48年の歳月を経てマイルスの表現したかった音世界をリアルに体験する日本独自企画。
「ビッチェズ・ブリュー」は”エレクトリック・マイルス”の金字塔と称され、マイルス初のゴールド・ディスクとなった人気作。ウェイン・ショーター、ジョー・ザビヌル、チック・コリア、ジョン・マクラフリン、ジャック・ディジョネット等参加メンバーも最強で、ウェザー・リポート、リターン・トゥ・フォーエヴァー等その後の音楽シーンを牽引した重要なバンドがここから誕生している。
発売当時からジャズ・ファン以外にも人気が高かった1970年3月発売作品。録音はウッドストックが終わった翌日1969年8月にニューヨークで行われている。
日本独自企画。
SACD 4ch, 2chそしてCDが聴けるハイブリット仕様。
メーカー封入特典:ジャケット絵柄ステッカー。
参加メンバー
・ウェイン・ショーター(ss)
・チック・コリア(p)
・ジョー・ザヴィヌル(p)
・ジョン・マクラフリン(g)
・デイヴ・ホランド(b)
・ハーヴェイ・ブルックス(b)
・ジャック・ディジョネット(ds:右)
・レニー・ホワイト(ds:左)
・ベニー・モウピン(bcl)
・ラリー・ヤング(p)
・ドン・アリアス(ds)
・ジム・ライリー(perc)
録音:1969年8月19-21日 ニューヨークCBSスタジオ