山野修作

Respective Destiny / リスペクテイブ・デステイニ-

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Respective Destiny / リスペクテイブ・デステイニ- 山野修作

2,571円(税込)

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SHOOZZ / JPN / CD / SH1984 / JZ120731-03
2012年09月12日 再入荷

レビュー

5拍子のイントロから幾何学的なテーマへと変化して行くオープニング曲「Deep Defect」に先ず意表を突かれ、この難曲をかくも簡単にグルーヴさせていることに驚かされる。山野のシルキーなジャズ・トーンで幕を開ける「Ruined Castle」は懐の深いミディアム・テンポのスウィンギーな曲で、山野のギターが心のままに歌っているのが心地良い。続くタイトル曲の「Respective Destiny」はゆったりとしたワルツ。メロディの美しさが際立ち、マットの歌心に満ち溢れたベース・ソロが心に染み入ってくる。複雑でメカニカルな山野が弾くフレーズによって導かれる「Noiseless Pain」は、ハード・バップの香りがするご機嫌なチューンで思わず体が動き始める。「Nothing Is Thought About」はどこか牧歌的でありながら都会的な雰囲気も併せ持つ佳曲。スタンダード曲の「Like Someone In Love」では、山野の美しいヴォイシングによる独奏から徐々にメンバーが加わるという心憎いアレンジ。ジャズ・ギタリスト山野修作の真骨頂だ。続くシダー・ウォルトン作の「Bolivia」。原曲は4拍子だが、山野は7拍子と4拍子が交互に現れるリズミカルで複雑なアレンジを施している。しかし一点の澱みもない見事なスウィング感を生み出している必聴曲だ。そしてラストを飾る「Balducci」は聴く者の心を動かすダニーのピアノ・イントロから山野のメロディが展開されるバラード。1音1音を丁寧に歌い上げることでメロディや曲が持つ魅力が見事に息づいている。
山野は「僕は日本の、それも福岡という片田舎に住んでいるので、彼らのような連中と頻繁に演奏する機会はないんです」と語り、このレコーディングが3時間のリハーサルと6時間のレコーディングで録り終えた事実を明かしてくれた。なんと驚くべき集中力と演奏能力だろうか。その事実を知らずとも本作で聴くことの出来る完璧なまでのバンド・サウンドは特筆に値するものであり、まさに“ジャズの命”を表現し切っている。山野はギタリスト、作曲家としての表現力の高さのみならず、バンド・リーダーとして最も困難な課題を実に見事に昇華させた。彼はそのような運命=Respective Destinyの下に生まれた稀有な音楽家なのだ。<音楽ライター:山中弘行/ライナーより抜粋>

<Personnel>
SHUSAKU YAMANO / guitar
DANNY GRISSETT / piano
MATT CLOHESY / bass
MARK FERBER / drums


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