究極のDJギアか、至極のリスニングか?テクニクス SL-1200MK7とSL-1500Cの特徴って?

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  • 2020.02.13

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    SL-1200MK7 もう体験されましたか?



    2019年、MK6から11年ぶりの新モデルとして復活したSL-1200MK7、皆さんはもう実機をチェックされましたか?
    思いのほか値上がりしてまったけれど、それだけの価値はあるのか?そういったお声も多かったですよね!


    最近では様々なレコードプレーヤーが発売されるようになりましたが、やはり信頼のSL-1200が一番なのでしょうか?すでにチェック済みの方もまだ悩まれている方も、この機会にもう一度、SL-1200MK7を確かめてみましょう!


    6年ぶりによみがえったSL-1200MK7、ヘッドシェルのTechnicsロゴも復活しました。
    写真はSUMIKO / Olympiaを装着したところ。※カートリッジは付属しません




    「ターンテーブルは楽器」だ

    SL-1200MK7の進化を一言で表すと、「楽器としてより高められた」ということ。Technicsさんのホームページによると、「ターンテーブルは楽器」だと捉えるDJたちのために操作性をカスタマイズできるようにしたとなっていますが、確かにモータートルクやブレーキスピードを調整できるなんて、他のプレーヤーでは考えられません。
    78回転への対応、ピッチコントロールの強化と、このSL-1200はまさに「操る」ためのプレーヤーとして昇華されています。



    <ディップスイッチの78回転を有効にし、33 1/3・45回転のスイッチを両方押すことで78回転が可能に>


    もちろん楽器としての本質、「音」の部分もかなりの進化です。使用されているコアレス・ダイレクトドライブ・モーターは上級機のSL-1200GRのものをMK7専用にチューンアップ。
    SL-1200GRが発売された当初、1200系統とは思えないほどスムースでノイズ感の少ない再生音に驚きましたが、MK7もその能力を継承し、これまでよりも1グレード上の音をレコードから引き出してくれます。



    <ターンテーブルを外すと現れる調整用のディップスイッチ。78回転設定やLEDライトなど細かな仕様変更が可能。>


    「楽器」というこだわりは、機能だけではなく付属品にも。例えば以前まで設定されていたダストカバー開閉のヒンジオプションがなくなりました。また、どのレコードプレーヤーを買っても必ずと言っていいほど付属しているゴムマットもなくなりました。
    DJの皆さんはスリップマットをダイレクトに敷くので、ゴムマットを使用しないんですよね。さらに、フォノケーブルが着脱できるようになり、ケーブル端子が背面奧に設定されたため、縦置き時にミキサーと干渉せずに済むようになりました。




    <引き締まった印象のSL-1200MK7。SL-1200シリーズ史上初めて、トーンアーム・パイプもブラックに統一されました。>


    あらゆる側面からDJプレイのための楽器として高められたSL-1200MK7、これなら一度触ってみたくなりますよね!

    オーディオユニオン吉祥寺店



    リスニング向けにはSL-1500Cを




    「いえ、DJはやらないんです。普通に音楽聴くだけなんですけど・・・」


    SL-1200シリーズは従来、その精度と頑丈さでDJプレーヤーとしてだけではなく、リスニング向けのレコードプレーヤーとしても大人気で、そういった需要もまとめて引き受けてきました。

    でも、ここまでDJ向けに進化すると、リスニングには不向きなのかな?と感じてしまいます。確かにヒンジオプションやゴムマットも無いようでは、リスニング用途に使うのは厳しいところがあります。そもそもリスニング用に購入する方で、ブレーキスピードを調整される方はいらっしゃるのでしょうか。

    そこはTechnicsさん、もちろんリスニング需要も忘れていません。今回SL-1200MK7は明確にDJ向けの楽器として打ち出されてきました。ではリスニングはというと、ほぼ同時に発売されたSL-1500C、こちらがその期待に応えてくれます。



    SL-1500CはSL-1200MK7と同様にSL-1200GRをベースとしたコアレス・ダイレクトドライブ・モーターを搭載し、高音質が確保されています。寝落ちも安心なオートリフトアップ機能を搭載、現代のスタンダードMMカートリッジ、ortofon 2M Redが標準装備、さらにフォノイコライザーアンプ内蔵でフォノイコ非内蔵アンプにも接続可能と、まさに至れり尽くせりのレコードプレーヤーとなっています。
    もちろんアームの高さ調整も可能なので、カートリッジ交換も楽しめます。リスニング向けのため、ピッチコントロールやストロボスコープといったDJ時の便利機能は省かれていますが、レコード鑑賞を楽しむために新たに進化したSL-1200と言えます。



    SL-1500CもSL-1200MK7と同様に78回転にも対応。



    ortofonのMMカートリッジ、2M Redが標準装備。


    究極のDJギアか、至極のリスニングか、どちらも決して安価ではありませんが、レコードライフの大切な相棒として長く付き合える製品に仕上がっています。

    次のレコードプレーヤー、本格的なものに挑戦してみませんか?

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