2,475円(税込)
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ダブステップとテクノの境を越えたプロダクション、ベルリンの人気クラブ、ベルクハインのレジデントも務めたスキューバのプロジェクト、SCBのファースト・アルバムが自身の〈ホットフラッシュ〉からリリース!
国内盤は帯/解説付き仕様 (解説:近藤真弥)
UK出身、ダブステップ黎明期の2000年代中期より活動をスタート、これまでスキューバ名義で4枚のアルバムを発表してきたPaul Rose。ベルリンが誇る世界最高峰のアンダーグラウンド・クラブとして有名なベルグハインのレジデントDJであったマルセル・デッドマンやベン・クロックらトップのテクノDJたちと交流していく中で生み出されたSCB。よりテクノに寄ったプロダクションは、世界で最も厳しいと言われるベルグハインのダンサーたちを魅了することとなった。
本作「CAIBU」は、「脳の認知能力を増大させるために他人の脳を移植する外科処置」というサイエンス・フィクションに因んだタイトルで、エレクトロニックでエッヂなミニマルテクノ、モダン・インダストリアルな高速ビート、変則的なブレイクビートを繰り出しながら、受けての内面を物理的/心理的に変革するようなイマジナリー・テクノが収録されている。
ジャケットのアートワークは超現実的なディストピア作品を描いてきたアーティストであるJONATHAN LAWRENCEによるもの。
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(ライナーノーツから抜粋)
未来的でユーフォリックな電子音が多彩なフレーズを紡ぎだし、同時に懐かしみを抱かせるチージーな雰囲気もある。強いて言えばレトロ・フューチャーといったところか。音楽的要素は、これまでのSCB名義作品とは大きく異なる。SCBでのスキューバは、ストイックな4つ打ちを追求するダブ・テクノ的サウンドが印象的で、それがスキューバ名義との明確な違いでもあったが、本作では4つ打ちがそれほど前面に出ていない。
(中略)
本作におけるエレクトロが、アフリカ・バンバータといったヒップホップ寄りのものではなく、サイボトロンやドレクシアといったデトロイト・テクノ色が強いということだ。特に、ドレクシアの作品にある神秘的なアトモスフィアは、本作にも明確に見られる。このあたりは、90年代のエレクトロニック・ミュージックに影響を受けたというスキューバの嗜好が深く関係しているのは間違いない。
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SCB