ANEMIC CINEMA

JUNYA TOKUDA

2 枚組コンピレーション『a sign 2』にも楽曲が収録されている電子音楽家 Junya Tokuda による2021年作

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レーベル
REMODEL
国(Country)
JPN
フォーマット
CD
規格番号
REMODEL45
通販番号
1008270230
発売日
2021年04月16日
EAN
4562293384145
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商品詳細情報

大阪を拠点に活動する電子音楽家 Junya Tokuda による新作が阿木譲とスタジオワープ =Slowdown Records により立ち上げられたレーベルremodel よりリリース。

Junya Tokuda はライブ活動や作品のリリースに加え、ウェブレーベル Linesound の運営、電子音楽イベント『Line』の開催なども行っている。これまでの主なリリースは『map not seen EP』(Linesound, 2011)、『A Day In The Alley』(shrine.jp, 2016)、『Unleash EP』(LongLongLabel, 2018)、『No Man's Land』 (shrine.jp, 2020) など。

また本作に先んじて 2020年5月にremodel からリリースされた 2 枚組コンピレーション『a sign 2』にも楽曲が収録されている。
本作『Anemic Cinema』は 2020 年 11 月リリースの『No Man's Land』から半年足らずと短いスパンでのリリースとなるが、『No Man's Land』は 2018~19 年に制作した音源をメインとした作品であったため、『Anemic Cinema』(2020 年 8~12 月制作 ) は彼の『a sign 2』以降の姿が瑞々しく収められた一作と位置付けられるだろう。
2~4 分台にまとめられたコンパクトな構成、声ネタやリバースサウンドの扱いなど彼のサウンドを特徴づけている要素をしっかりと引き継ぎながらも、ダブ的な空間系エフェクトによる音のトリートメントが一層冴えわたり、距離感や湿度を変えながら空間を漂うような電子音/ノイズ/サンプル音が終始心地よく耳を刺激する。

特に空間系による滲みのニュアンスを携えながらも時折耳を小突くような距離感で鳴るノイズの肌触りには、ASMR 以降の感覚で音響作品を生み出している作家(例えば Felicia Atkinson)などにも通じる感触すらある。
大半の楽曲ではしっかりとリズムが打たれ、形式的にはアブストラクトなダブ・テクノ、もしくはダビーなエレクトロニカといえる様相を保っているものの、その他のサウンドが浮遊し溶け合う海のような存在がどの楽曲にも強力な酩酊性と魅力的な音像を与えており、例えば Ullaなどの作品を送り出すベルリンの Experiences Ltd. やマンチェスターのレーベル sferic の作品群などにも通じる優美さ、アンビエンスが薫る。

ソングリスト

  • 1. Uncanny
  • 2. Signifiant
  • 3. Parallax View
  • 4. Erratum
  • 5. Anemic Cinema
  • 6. Intolerance
  • 7. Phonography
  • 8. Unwoven
  • 9. Flaneur
  • 10. Soniture