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2024年にHOOD FAIREよりリリースされた英国ミュージシャン / 楽器製作者ソーン・ウィッチのデビュー作『AESTHESIS』がTOMPKINS SQUAREよりヴァイナル再発。オリジナル盤は既に海外中古アナログ市場で価格高騰しているカルト的傑作を是非ともお見逃しなく!!
ソーン・ウィッチはイングランド・ランカシャー州の町バカップを拠点とする楽器製作者 / ミュージシャンで、主に「木の枝」を使った作品制作を専門としている。特に彼女が関心を寄せているのは英国原産の樹木であり、これまでにニレ、シナノキ、ヤマザクラ、オーク、イチイなどを素材としてきた。
『AESTHESIS』は、ソーン・ウィッチが自宅で自ら録音・ミキシングを行ったデビューLPであり長尺の即興演奏を収録し、その後にエディット、カット&ペーストを行い他の楽器を重ね合わせている。自宅の裏庭にある工房で手作りされたこれらのユニークな楽器を用いて、彼女は時間や場所とは切り離された、未知の世界の記憶を呼び覚ますような音楽を生み出している。
彼女の作品は主に弓奏弦楽器、フルート、打楽器で構成されており、それらをループさせ、ピッチベンド、グリッチ、ディレイ・ペダルを通して歪ませる。そして異言で歌われる奇妙な祈りの歌がマッシュアップされ、噛み砕かれ、吐き出されるのだ。
このアルバムは『ヨハネのアポクリュフォン』、1940年に製作されたイギリス / アメリカ合作の映画『バグダッドの盗賊』、インドの歌手、ラタ・マンゲシュカルのアルバム『MEERA BHAJANS』(1968年)などからインスピレーション得ている。


THORN WYCH / ソーン・ウィッチ