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北朝鮮での奇跡のライヴから着想を得た最新作がリリース!
『サウンド・オブ・ミュージック』のアイデアは、ライバッハが当時物議を醸した北朝鮮でのライヴ・パフォーマンス(2015年)から着想を得て、スロヴェニアの首都(リュブリャナ)と平壌で制作された。平壌でのコンサートでは、1965 年に公開された映画のサウンドトラックからの楽曲を数曲披露している。その映画とは、北朝鮮の英語の授業で使用され、北朝鮮国民によく知られた映画『サウンド・オブ・ミュージック』である。
今作の大半がこの映画からの楽曲で占められるなか、伝統的な朝鮮民謡で南北朝鮮共通の国歌(非公式)と称される「アリラン」を彼らの解釈で演奏・録音された楽曲(*1)や、平壌にあるクン・ソン音楽学校の学生達が朝鮮の琴「カヤグム」(伽耶琴)を使ったオリジナル楽曲、2006 年のアルバム『Volk』以来のコラボレーションとなるボリス・ベンコ(サイレンス)とマリーナ・メルテッセンがボーカル参加したライバッハ流「マイ・フェイヴァリット・シングス」や「エーデルワイス」「ドレミの歌」や「マリア」(=今回は「マリア/コリア」が収録、さらにアルバム・ラストには、朝鮮人民共和国議会文化交流担当のリュウ氏によるこのバンドへの歓迎スピーチまでをも収録するなど、聴きどころ満載のアルバムとなている。
(*1)= シンガポールで行われた米国大統領と北朝鮮最高指導者の会談の最中に発表
●仕 様:輸入国内仕様CD 仕様(解説・歌詞対訳付)
<ライバッハ>
今から35 年以上前、当時ユーゴスラビアの工業の町トルボヴリェで結成して以来、今でも中央や東ヨーロッパ旧社会主義国出身として、世界的に最も評価の高いバンドである。ユーゴスラビア建国の父チトーが亡くなったその年に結成され、ユーゴスラビアが自己崩壊へと舵を切るのと時を同じくしてその名を知られるようになる。ライバッハは聴くものを考えさせ、ダンスさせ、行動を呼びかける。
※メーカー・インフォメーションより
LAIBACH / ライバッハ