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★1979年イギリスのウェストヨークシャー生まれのナオミ・ピノック。ロンドンでバートウィッスルに、カールスルーエでヴォルフガング・リームに作曲を師事しました。作風は静謐で、リズムの複雑さよりも単純な音の持つ根源的な力に重点を置いているようです。★弦楽四重奏曲第2番は下降する短い動機がひたすら繰り返され激烈なムードで始まりますが、次第に音楽は力を失い静謐の中でほとんど動けなくなり消えていきます。『言葉』はバリトンと楽器の区別もなく、言葉と音の区別もありません。言葉以前の意識が薄明の中で揺らめいているような感覚です。『ライン&スペース』はアグネス・マーティンの抽象画にインスピレーションを受けたもので、線と線、その間の隙間が様々な差異を見せながら静かに発展します。音符と旧譜で横方向に延びる縞模様を作り、また音域を分け単純な音を持続させることで縦方向にも多層の線を描きます。『ヨーロッパのための音楽』はイギリスのEU離脱を受けて書かれた作品。作曲者は離脱に反対だったようで、単純な音響ながら憤りや不安といった負の感情が表現されているようにも聴こえます。 (資料提供:キングインターナショナル) 【収録内容】ナオミ・ピノック(1979-):作品集 [1]弦楽四重奏曲第2番(2011?12) [2]言葉 ~バリトンとアンサンブルのための(2010?11) [3]ライン&スペース ~ピアノのための(2015) [4]ヨーロッパのための音楽 ~フルート、クラリネット、打楽器、ピアノとハープのための(2016) 【演奏者】[1]ボッツィーニ四重奏団 [2]オマール・エブラヒム(バリトン)、ベアート・フラー(指揮)、ロンドン・シンフォニエッタ [3]リチャード・ウッテリー(ピアノ) [4]アンサンブル・アダプター 録音:[1]2019年11月22日、[2]2011年3月12日、[3]2019年5月21日、[4]2019年1月23日
VARIOUS ARTISTS (CLASSIC) / オムニバス (CLASSIC)