2,409円(税込)
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2009年12月度スタッフ推薦盤!!
ニューヨークのジャズ・シーンを一時期席巻したイスラエル・パワーに匹敵する、現在のサウス・エイジア旋風には目を見張るものがある。注目のピアニストであるヴィジェイ・ アイヤーをはじめ、今回紹介するルドゥレッシュ・マハンサパやレズ・アバシはまさにその象徴だ。本作品の内容はマハンサパを中心としたその名もインド=パキスタン連合というトリオによるジャズとサウス・エイジア音楽の融合芸術である。一世代前のワールド・フュージョン・ミュージックとは全く違う次元のものとなっているということだ。事実インド系アメリカ人であるマハンサパだが生まれはイタリアであり育ちはアメリカ、タブラを巧みに操るダン・ワイスもインド人ではない。つまりは単純なルーツ回帰といったものでもないのである。サウス・エイジアの旋律、ハーモニーやリズムを消化した新たなジャズといった方がいいかもしれない。そうしたインプロヴァイズの土台のもとでマハンサパがビ・バップからオーネットはたまたM-BASEとったアルト・サックス・ジャズの歴史をひとっ飛びして見せてくれる音世界に未来のジャズが見えてくるようだ。
(新宿ジャズ館 四浦)
日本でもどんどんファンを増やしているルドレシュ・マハンサッパの注目盤が入荷! 今回はギターとタブラのみをフィーチャーし、いつも以上にインド/中央アジア的世界観を押し出した意欲作。マハンサッパのアルトを堪能するという意味でも実に興味深い1枚でしょう。ちなみにタブラをプレイするのはDAN WEISS。
RUDRESH MAHANTHAPPA(as)
REZ ABASSI(g)
DAN WEISS(tabla)
RUDRESH MAHANTHAPPA / ルドレシュ・マハンサッパ