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70-80年代の米国初期ニューエイジ/アンビエント/エレクトロニカを代表するフロリダの夫婦デュオ・バンドEMERALD WEB、ついに80年自主制作プライヴェートプレスによるセカンドとなるカセット音源がアナログ・リイシュー!
ファーストLP『DRAGON WINGS AND WIZARD TALES』に続く自身のSTARGATEからのSG2002番、コズミックに重ねられていくシンセサイザーとフルート、リリコン、シーケンサーによるポスト・プログレッシヴでプロト・ニューエイジなアンビエント・エレクトロ・ミュージック。
天文学者、作家、SF作家にしてNASAにおける惑星探査の指導者でもあったカール・セーガンに依頼された仕事などでも名を上げつつ、夜はプラネタリウム等でパフォーマンスを重ね昼にはテレビやフィルム音源のシンセ・プログラマーとしても働いていた2人。米コンピュトーン社製の木管リードを持つ伝説的ハイブリッド・シンセサイザーLYRICONまで操るBOB STOHLと、NYアートシーンのトップスターBOB RAUSCHENBERGと共にグッゲンハイム美術館やメトロポリタン美術館、国連本部などでのアート・パフォーマンスに関わり、エミー賞の獲得やグラミー賞ノミネートなどのちに大きく飛躍するコンポーザー/フルーティストKAT EPPLE。
TANGERINE DREAMやPOPOL VUHなどのクラウト勢やブレードランナーのサウンドトラックにミュージックコンクレートにアンビエントまでを軽やかに内包したトリッピーなフルートとシンセサイザーによるサウンドスケープにANNIE HASLAMに例えられる透き通った女声が重なり、時代を代表しながら超越するニューエイジなサイケデリックコズミックロック傑作に仕上がっています。
EMERALD WEB / エメラルド・ウェブ