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レーベル
エム・レコード (em RECORDS)
国(Country)
JPN
フォーマット
7"(レコード)
規格番号
EM1094
通販番号
RY110819-EM-01
発売日
2011年09月16日
EAN
4560283210948
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商品詳細情報


大野松雄+鉄腕アトム制作スタッフ(小杉武久含む)による幻の奇盤!!


特殊見開きスリーヴ
ライナー封入(大野松雄書き下ろし解説/プロフィール/日本語・英語掲載)
限定プレス


音盤としてリリースされた初の大野松雄作品であり、事実上、1STシングルと位置づけられる幻の『鳥獣戯楽』が遂に登場!ドガーン!!!本作は1970年の大阪万博で販売するためある会社から制作を依頼されたもので、当時ジャケット付きソノシートで販売されたが、まったく売れずに処分され闇に消えたカテゴリー超級の危険物件!

その依頼とは動物の声で音楽を作るという無理難題。これに取り組むべく鉄腕アトムのオリジナル制作スタッフに号令がかかり、本当に動物の声の音楽を作ってしまった。大野氏によると、特に小杉武久(当時はタージ・マハル旅行団に在籍)は重要な役割を果たしたという。全編、楽器伴奏はいっさい無し。全て動物の具体音のテープ切り貼りで形成されたミュージック・コンクレートであり、万博のテーマ曲と世界の民謡を演奏させた結果、予期せぬ異様な音世界が出現。奇怪な「世界の国からこんにちは」、サイケデリックですらある「さくらさくら」など、唯一無比の大野松雄ワールド(?)が全開。 本ヴァージョンは7インチEP(通常黒盤)で、当時の特殊見開きジャケットを再現。更にもうひとつの目玉は希少な大野松雄自身の書き下ろし解説!!!!日本語・英語ヴァージョンで掲載したライナーを封入。


《大野松雄 プロフィール》
1930年東京・神田生まれ。府立六中(現・都立新宿高校)を経て旧制富山高等学校(現・富山大学)中退。文学座、NHK東京放送効果団を経て、1953年フリーの音響マンとなり独立プロの映画などの録音・効果の仕事を開始。以来、杉山正美、松川八洲雄、その他多くの映像作家の作品に関わる。同時にまだシンセサイザーがない時代に発振器とテープ・レコーダーを駆使し、エコー等さまざまなテープ編集技術を工夫して電子音や電子的加工音による「この世ならざる音」の探求へと向かう。映画監督の亀井文夫と劇作家の加藤道夫から、大きな影響を受ける。 1963~66年テレビ・アニメ『鉄腕アトム』の音響デザイン。スタッフとして後に前衛音楽の分野で活躍する小杉武久、舞台音響の第一人者の高橋巖、『宇宙戦艦ヤマト』の音響効果で知られる柏原満なども参加。以後、自ら「音響デザイナー」を名乗る。

音響を手がけた映像作品としては、勅使河原宏監督『いけばな』(57)、松本俊夫監督『安保条約』(59)、桜映画社/中外製薬『自然のしくみ―ノミはなぜはねる―』(60)、真鍋博製作アニメ『潜水艦カシオペア』(64)、暗黒舞踏の土方巽出演映画『風の景色』(76)、東宝映画『惑星大戦争』(77)等多数。タージ・マハル旅行団の記録映画『旅について』(72)を製作。

68年以来、滋賀県の知的障害者施設で演劇活動に協力し、障害者と施設の記録映画を制作。つくばEXPO'85、未来の東北博覧会(87)、アジア太平洋博覧会 福岡'89 等、大規模博覧会におけるパビリオンの空間音響システム・デザイナーとしても活躍。93年から01年まで京都芸術短期大学(現・京都造形芸術大学)講師。

05年に『そこに宇宙の果てを見た』(78)復刻や新作『「はじまり」の記憶』(04)を含む「大野松雄の音響世界」CD3タイトル(キングレコード)をリリース。09年3月、東京国際アニメフェア2009「第5回功労賞」受賞。同年6月、発見されたオリジナル・マスターテープによる「鉄腕アトム・音の世界」(75)CD復刻(日本伝統文化振興財団)。同年7月<東京の夏>音楽祭で、個展「大野松雄~宇宙の音を創造した男」を開催。 2011年5月、冨永昌敬監督の映画『アトムの足音が聞こえる』公開とCD『YURAGI #10』(HEADZ)発売。


SIDE A
1.世界の国からこんにちは
2.さくら さくら

SIDE B =世界民謡メドレー=
1.フニクリ・フニクラ(イタリア)
2.ボルガの舟歌(ロシア)
3.愛しのクレメンタイン(アメリカ)
4.八木節(日本)

ソングリスト

  • 1.世界の国からこんにちは
  • 2.さくらさくら
  • 3.フニクリ・フニクラ(イタリア)
  • 4.ボルガの舟歌(ロシア)
  • 5.愛しのクレメンタイン(アメリカ)
  • 6.八木節(日本)