予約♪ 佐藤聰明の原点! NHK電子音楽スタジオで生まれたまぼろしの電子音楽! 音の始源を求めて14 佐藤聰明 『羅鑾幻聲』

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2024.11.15

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音の始源を求めて / RARANGENJO / 音の始源を求めて14 佐藤聰明 『羅鑾幻聲』

RARANGENJO / 音の始源を求めて14 佐藤聰明 『羅鑾幻聲』

音の始源を求めて

佐藤聰明の原点! NHK電子音楽スタジオで生まれたまぼろしの電子音楽!

サウンドスリー / JPN / CD / OUOADM202403 / 1008953164 / 2024年12月18日

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佐藤聰明の原点!NHK電子音楽スタジオで生まれたまぼろしの電子音楽!

羅鑾幻聲(ららんげんじょう)を含むテープ音楽 全4曲 全て蔵出しNEWテイク!!


1《エメラルド・タブレット Emerald Tablet》 1978
素材となる音がキンやチューブラー・ベル、シンバルのそれぞれ一打の音だけに限定されている。はじめ、重みのない微かな響きとみえたものが次第に厚い堆積となり、低い音量でありながら滝壷を思わせる轟音へとゆるやかに変容を重ねていく。
ひとつの音のなかに潜む響きの宇宙の広大さ、奥深さの実相。引き延ばされた時間のなかから湧出する音の世界。


2《マンダラ Mandala》1982
音の粒子のひとつひとつが、ひたひたと満ちるゆるやかな光の波のように聴覚を開き、やがて静かな歓びの渦となって、時空に輝きあふれ、限りなく生成する宇宙樹のように立ち昇ることを願った。


3《羅鑾幻聲 rarangenjo》1983
風、水、石のような生命のないものも、人、木、草のような生物も、この宇宙のなかで<気>の永遠の響鳴を交していると考えている。その声なき声、音なき音が巫女の肉身に直入し、極微実相の玄の玄たる世界が、そこに表出されることを願った。


4《マントラ Mantra》1986
作曲者自身の声で、「a - e - i - o - u」という5つの母音をさまざまに組み合わせ、声明の作法で朗唱したもの。何百回も重ね録りし、フィルタを通して増幅されることで、やがて単独では聞き取れなかった複雑な音の世界が現れる。
 各母音のなかに潜む倍音が強調され共振し合って新たな「旋律」となって浮かび上がる響きの質は、漆黒の闇のなかで天空を見上げたときの、遥か彼方から降り注ぐ星の光と向き合いながら感じる深淵な趣と、自分の内部が空になって無のなかへと吸い込まれていくような印象を思い起こさせる。


The Beginnings of Japanese Electroacoustic · エメラルド・タブレット_ 佐藤聰明/ Emerald Tablet_ Satoh Somei

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