予約♪ AKUSMI / TERRA INCOGNITA アリス・コルトレーンやファラオ・サンダースらスピリチュアル・ジャズ巨匠たちへのオマージュ、そしてインスピレーションを自身のミニマリズムと融合させた新作!!

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2026.05.11

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カートグラファーや世界中の地図マッピングシステム・メーカーは、この広大で美しい青い惑星の大部分をすでに調べつくしたと思っているかもしれない。しかし、新たな発見は常に存在している。フランス産まれ、現在はロンドンを拠点とするコンポーザー / ミュージシャンPASCAL BIDEAUは、この考えを新たなアルバムの核心に据え、かつてない場所にいるという感覚を存分に楽しむ、大胆不敵な音の探求を繰り広げている。


『TERRA INCOGNITA』は、スピリチュアル・ジャズを生命を讃えるミニマリズムと融合させヒプノティックでポリリズムに満ちたオデッセイへと昇華させた、7つの遥か彼方の音響的イマジナリウムへと私たちを誘う。


本作のサウンド・パレットは、より鮮やかで土臭く豊かになっている。アフロビート、ハイライフ、エレクトロニック・アフロポップに聴かれる、溢れんばかりの楽観主義と高エネルギーな源泉からインスピレーションを得ており、より緩やかで自由な響きを持ち、何よりも生の感覚を追求している。これは、高い評価を得たデビュー作『FLEETING FUTURE』(2022年)や『LINES』 (2023年)の緻密なアプローチとは対を成しており、伝統音楽と現代のエレクトロニクスが融合したハイブリッドな作品となっている。


冒頭を飾る、きらめくような蛍光色の”A WAKING DREAM”は、スピリチュアル・ジャズの巨匠たち、特にALICE COLTRANEとPHAROAH SANDERSへのオマージュを捧げている。続く"ANIMA"ではテンポが上がり、長く重層的でトランスを誘うグルーヴへと移行する。音楽からは伝染するような高揚感が漂い、繰り返し登場する踊りたくなるようなテーマが、サン・ラを彷彿とさせる未来を探求する精神と共に、アルバム全体に自由に浸透していく。


『TERRA INCOGNITA』に参加しているのはBIDEAUだけではない。インド生まれのタブラの巨匠SARATHY KORWARが"RAIN DANCE"にドラムンベースを彷彿させる躍動感を加え、セネガルの名手DUDÚ KOUATEは多彩なパーカッション、ンゴニ、フルートを随所に散りばめ、さらに力強いヴォーカルで"DAWNING DUSK"においてアルバムのクライマックスを飾っている。打楽器主体の"DRONGO’S FLUTE"は、ピグミー・フルートと鳥のさえずりから構築された、互いに絡み合う複雑なリズム・パターンへと段階的に高まり、やがて宇宙へと昇華していく。LEVITATION ORCHESTRAのMARYSIA OSUとLLUÍS DOMÈNECH PLANAがそれぞれハープとフルートを奏で、長年のコラボレーターであるANIEL BRANDTが"ANIMA"で脈打つようなエレクトロニクスを提供している。


恍惚としたインプロヴィゼーションには多彩な楽器が重ねられている。その多くはアフリカから東南アジア、ラテン・アメリカ、東ヨーロッパに至る世界各地のもので、自身が旅先で集めたものや、家族や友人から持ち帰られたものだ。BIDEAUはフルート、クラリネット、ギター、ベース、ムビラ、バラフォン、ドゥタル、マリンバ、ツィター、アドゥング、その他多くの打楽器を演奏している。


本作『TERRA INCOGNITA』は心の平静を求め、日常から抜け出し地図の外へと飛び出す稀有な機会を私たちに与えてくれる。

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