HIMUKALT ヒムカルト 2019年カセットテープ・コンピ『ON CORROSION』収録の最高傑作のひとつが待望のスタンド・アローン・リリース!!

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2026.08.07

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HIMUKALT / ヒムカルト / TORN ASUNDER : THE HALF GIRL

TORN ASUNDER : THE HALF GIRL

HIMUKALT ヒムカルト

2019年カセットテープ・コンピ『ON CORROSION』収録の最高傑作のひとつが待望のスタンド・アローン・リリース!!

HELEN SCARSDALE AGENCY / US / LP(レコード) / HMS050K / 1009286997 / 2026年08月24日

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パワーエレクトロニクスという音楽は概して、その「規範を逸脱した人間嫌悪」という領域にあり、苦悩に満ちた精神の爆発性と、人間の最も暗い側面を映し出す悪夢のような反映を特徴としている。WHITEHOUSEがこのフレーズ、コンセプトをパワーエレクトロニクスに導入して以来、その制作者は主に男性であった。


しかし、ここ10年ほどの間に、女性、フェミニスト、ノンバイナリー、クィアといった多様性のネットワークが、パワーエレクトロニクスの美学を、苦悩する男性アーティストという枠組みから押し広げてきた。その結果、パワーエレクトロニクスが「実在の犯罪への崇拝」、「政治的な醜悪さ」、「堕落した性的幻想」、「女性蔑視的な視点」の代名詞であるという認識は、ある程度払拭されてきた(もっとも、依然としてそうした卑劣な意図を追求する者も少なくないが)。


そこで登場するのが、ESTER KÄRKKÄINENだ。ここ10年近く、彼女は「ヒムカルト(Himukalt)」名義で、独自のパワーエレクトロニクスへのアプローチを通じて自身の声を磨き、独自の道を歩み、そして自身の内なる悪魔を祓い続けてきた。「関係の崩壊」を題材にしたパワーエレクトロニクス作品は、おそらく想像されるほど珍しいものではないだろう。パワーエレクトロニクスを通じて描かれる性的暴力は、失恋や軽蔑、あるいはその他の恋愛上の虐待にその起源がある可能性は大いにある。


KÄRKKÄINENは、サウンドが異なる2枚のアルバムを通じて、これらのテーマについて2つの全く異なる視点を提示している。一つは疫病が猛威を振るった2020年の『LAST WISH』、もう一つは2019年に録音された『TORN ASUNDER: THE HALF GIRL』だ。


2020年のアルバムが、エロティックな世界が恐ろしいほど歪み、道徳的に疑わしいものへと変貌した長編の熱病的な夢であるのに対し、『TORN ASUNDER』は、性的関係の終焉から生じたKÄRKKÄINENの怒り、恐怖、混乱、そして鬱を、より断片的でありながら、より簡潔に描き出した作品である。彼女は、甲高いフィードバック・サウンド、断片的なリズム、そして過激なノイズの爆発が織り交ぜられた、重厚なインダストリアル・エレクトロニクスの痛ましい表現の中で、無表情な宣言と怒鳴りつけるような説教を交互に繰り出し、粉々に砕け、傷つき、壊れてしまった精神をありのままにさらけ出している。


『TORN ASUNDER』はHIMUKALTのディスコグラフィーにおける重要なマイルストーンであるものの、もともとHELEN SCARSDALEによる、発売直後に即完売した10カセット組のボックスセット『ON CORROSION』の一部としてリリースされたため、彼女の作品の中でも最も聴かれる機会の少ない作品の一つであり続けている。今回のヴァイナル再発により、『TORN ASUNDER』は彼女の最高傑作の一つとして、改めて正当な評価を受けることになるだろう。


ラスベガス出身のHIMUKALTは、2016年にESTER KÄRKKÄINENのノイズ・コンストラクト、そして粗削りなプログラミングを表現する媒体として活動を開始。サウンド的にはPUCE MARY、ANENZEPHALIA、ATRAX MORGUE『MÖRDER MACHINE』への言及が見られ、HIMUKALTの活動以来、 TESCO ORGANISATION、CLOISTER RECORDINGS、OLD EUROPA CAFE、そして彼女自身のレーベルであるEK VERLAGなどから数多くのをリリースし、多忙なスケジュールを維持し続けている。本作『TORN ASUNDER』のリリースをもって、HELEN SCARSDALEは『ON CORROSION』リイシュー・キャンペーンの任務を完遂する。

 

<レーベルインフォより>

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