典雅で個性的な音楽を持っていた古き良きエクアドルの音楽を、名門HONEST JONSがコンパイル!
典雅で個性的な音楽を持っていた古き良きエクアドルの音楽を、名門HONEST JONSがコンパイル!
4,400円(税込)
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名門 HONEST JONS がまたもやってくれた! 1960-68年にエクアドルはキトのレーベル CAIFE に残された音源を集めた驚愕のコンピが登場!
ロックやクンビアといった大衆を夢中にさせる音楽が本格的に流入し、また石油ブームによって音楽産業自体に大きな変化が訪れた南米諸国だが、その直前のエクアドルでは国産音楽が最後の黄金期を迎えていた。本作はそんな最後のボヘミアンな音楽的開花を収めたコンピレーションである。
トナーダ、アルバソ、ヤラビ、カルナバル、サンフアニート、さらにはインカ期以前にルーツを持つとされるヤンボ、そしてウィーンのワルツをもとにしたパシージョといった音楽スタイルが、ポルトガルやスペインを経由してカリブ海に伝わり、それをもとに独自の音楽性を築いていった当時の音楽家たち。パナマ出身のオルガン奏者ルーチョ・ムニョスを筆頭に、イチジクの葉を舌で演奏しつつエレガントなアンサンブルと融合するビルカと彼のバンドのロス・カニバレスなどなど、収められた演奏は驚くほどに瑞々しく、そして想像を絶するほどに個性的だ。
こういった音楽が60年代まで「保存」されていたことはもちろん、世界中の音楽が「再発見」される中で、こんなにも芳醇で個性的な音楽がこれまで手付かずだったことにも驚きを禁じ得ない。今回の復刻では、ゲートフォールドのスリーヴと丁寧にプリントされたインナー、貴重な写真や解説などを備えたフルカラー冊子付と、資料性もしっかりとしたものになっている。
V.A. (PATHS OF PAIN) / オムニバス