1,760円(税込)
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この一冊で20世紀のジャズの流れがつかめる!
これからジャズを聴きたい人に名盤100枚をコンパクトに紹介。サブスク時代のプレイリスト・ガイドブック。
20世紀初頭、アメリカ南部のニューオリンズでうまれたジャズ。チャーリーパーカー、ジョン・コルトレーン、マイルデイビス……至高のプレイヤーが登場した60~70年代が「黄金期」と語られがちですが、実は21世紀にはいり、ヒップホップやR&Bと混ざりあいながら、ポップで刺激的な音楽へと進化しています。本書は、これまでの「名盤ガイド」を刷新する、「いま」のジャズを深く聴くための一冊です。
【目次】
はじめに
1 ポップスの古層としてのジャズ
『Louis Armstrong and His Hot Five & Hot Seven 1925 - 1928』ルイ・アームストロング
『Xavier Cugat with Dinah Shore』ザビア・クガート・ウィズ・ダイナ・ショア
『ぼういず伝説』あきれたぼういず 等
2 モダニズム芸術として結晶化したジャズ
046『 Blue Train』ジョン・コルトレーン
048『 The Shape of Jazz to Come』オーネット・コールマン
050『 銀巴里セッション』V.A 等
3 創造の現在形としてのジャズ
『 Complete Live at Plugged Nickel 1965』マイルス・デイビス
『Free Jazz』オーネット・コールマン
『サマルカンド』高橋悠治・佐藤允彦
4 世界音楽のプロトタイプとしてのジャズ
『On Jupiter』サン・ラー
『 北京の秋』清水靖晃』
『 Double Booked』ロバート・グラスパー など
おわりに
索 引
大谷能生(おおたに・よしお):音楽と批評の活動。サックス/CDJ/PCなどを組み合わせた演奏で多くのバンドやセッション、録音に参加。演劇・ダンス作品など舞台芸術にも深く関わる。主な著作に『憂鬱と官能を教えた学校』(菊地成孔との共著。河出書房新社、2004)『貧しい音楽』(月曜社、2007)『日本ジャズの誕生』(瀬川昌久との共著。青土社、2008)『ジャズと自由は手をとって(地獄へ)行く』(本の雑誌社、2013)『平岡正明論』(Pヴァイン、2018)『平成日本の音楽の教科書』(新曜社、2019)『ニッポンの音楽批評150年100冊』(栗原裕一郎との共著。立東舎、2021)『歌というフィクション』(月曜社、2023)など。
YOSHIO OOTANI / 大谷能生
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20世紀ジャズ名盤100
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