2,750円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
『音楽の基礎研究』シリ−ズ第2弾 幻の多重録音の名作!故・新津章夫の大傑作(78年)が初CD化!『チュ−ブラベルズ』とほぼ同時期に制作されたギタ−のみの多重録音作品。ジャケは横尾忠則。逆回転録音など「バッハとジミヘンの中道」と自身も当時語っていたような迷宮の森へと誘う音のパラドックス。1曲目(正・逆回転にしても同じ音がなる回文音楽)が最近、「日本のマニュエルゴッチングだ!」と話題に。あまりにも早出で不世出の天才による大傑作!
AKIO NIITSU / 新津章夫
10代初めよりギターを弾き始め、J.S.バッハとジミ・ヘンドリックスを師とし、全ての奏法を極める。1976年、自室にプロ用ミキシング・コンソールを持ち込み、3年半かけ、エンジニアも含め全てをまったく独りで「I/o」(日本フォノグラム1978年)を完成させる。無印良品スタート(1980年)時に店内BGMを共に手掛け細野晴臣をアドバイザーに迎えた「Pet Step」(ジャパンレコード1982年)、「ウィンター・ワンダーランド」(スイッチレーベル1985年)を発表。1980年代半ば、音楽の世界から身を引く。「I/o」がギターマガジン(2017年8月号)「ニッポンの偉大なギター名盤100」に選ばれ、「和レアリック・ディスクガイド」(ele-king books 2019年)に「I/o」と「Pet Step」が取り上げられるなど評価され続けている。「I/o」発売当時、新津章夫は「今にコンピューターで音楽を創る時代になる。そんな時代がやってきた時、ギター1本とわずかな楽器でこんな馬鹿な音楽を創ったヤツがいたって笑ってもらいたいんだよね。でも、その未来のミュージシャンたちにギターと多重録音だけで、このアルバムと同じ音は絶対に作れっこないという自信はあるけどね」と、常々語っていたという。