【予約情報】ROD STEWART ソロ・キャリアを完全網羅する「ULTIMATE HITS」が発売

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2025.04.29

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「私は自分がやっていることを愛しているし、私が愛していることをやり続けているのさ」 ─ ロッド・スチュワート

◆音楽史において最も成功したレコーディング・アーティストとして知られる、サーの称号を持つスーパースター、ロッド・スチュワート。ソロ・アーティストとして50年以上のキャリアを誇る彼は、現在までに全英アルバム・チャートの首位に11枚のアルバムを、そして全米アルバム・チャートの首位に4枚のアルバムを送り込み、、26曲もの全英Top 10シングルを生み出し、全米でも17枚ものTop 10アルバムと16曲のTop 10シングルを記録、その世界での累計アルバム・セールスは実に2億5千枚を超える、まさに「伝説の」スーパースターだ。昨年3月には1夜限りの来日公演を行い、その華麗なパフォーマンスで日本のファンを魅了したところも記憶に新しいところだろう。

◆今年1月の誕生日で御年80歳を迎えたロッドは、今年のグラストンベリー・フェスティバルのピラミッド・ステージへの出演が既に決定しているのだが、80歳という記念すべき誕生日を祝福すべく、グラストンベリー・フェスティバル直前となる6月27日に、彼の華麗なるソロ・キャリアの全てを俯瞰する究極のベスト・アルバム、その名も『ULTIMATE HITS』がリリースされることとなった! 今回リリースされるのは、全30曲を収録した2枚組CDエディション、その中から厳選された16曲を収録する1CDエディション、そして全20曲を収録する2枚組グリーン・アナログ盤と、同じく全20曲のハイレゾ音源を収録したBlu-rayという、合計4形態だ。

◆スチュワートの80歳の誕生日を記念してリリースされるこの『ULTIMATE HITS』は、伝説のシンガーであるロッドの輝かしいソロ・キャリアの中でも特に、注目すべき瞬間を捉えた楽曲がたっぷりと収録されている。彼を象徴する代表的なブレイクスルー楽曲「Handbags and Gladrags」や「Maggie May」といった楽曲を始め、大胆な社会風刺を表現する「The Killing of George (Part I and II)」や「Young Turks」、ダンス・フロアを熱くする「Da Ya Think I'm Sexy?」のようなダンス・ヒット曲、熱狂的なレイヴ楽曲となる「Hot Legs」や「Baby Jane」、そして傑作という名にふさわしい、「Sailing」や「Rhythm of My Heart」、そして「For the First Time」といった名バラード曲といった楽曲が次々と流れてくるのだ。また、2枚組CDデラックス・エディションには、最近作となるジュールズ・ホランドとの全英No. 1コラボレーション・アルバム『SWING FEVER』から、アルバムのハイライトともいうべき「Ain't Misbehavin'」や「Almost Like Being in Love」といった楽曲も収録されている。

◆こうしたキャリアの変遷を見事にまとめ上げるのは、あの「声」だ。彼の歌声自体が、ロッド・スチュワートというアーティストをロック史にその名を残す最も個性的なシンガーの1人へと押し上げた最大の理由の一つであることは、間違いないだろう。2025年を通してツアーに出る準備を進めるロッド、彼自身の歴史は、今や伝説となっている。リトル・リチャードやビル・ヘイリー&ザ・コメッツといったアメリカのオリジナル・ロックンローラーに影響を受け、1950年代に自身のスキッフル・グループを結成したスチュワートは、UKロックンロールの爆発的発展の最前線にいた。以来、ロング・ジョン・ボールドリーやジェフ・ベックといったイギリスのブルースのレジェンドたちと共演したり、1970年代初頭にフェイセズのフロントマンとして「ロッド・ザ・モッド」の名を不動のものとした時も、ソロ・スターとして世界中のスタジアムを満員にしたりと、常に先頭に立ってきたのだ。

◆『ULTIMATE HITS』に収録されている楽曲の多くが、何十年にもわたりロッドのライブが「生涯に一度は観ておくべきコンサート」と世界中から称されることとなる一つの理由だともいえる。「Maggie May」が大西洋の両側で第1位を獲得したことが、そのすべての始まりとなった。以降、ロッドはさらに「You Wear It Well」と「Sailing」、両Aメンシングルの「I Don't Want to Talk About It / The First Cut is The Deepest」、「Da Ya Think I'm Sexy?」、「Baby Jane」といった楽曲で5回の全英チャートで1位を記録し、また「Tonight's The Night (Gonna Be Alright)」と「Da Ya Think I'm Sexy?」では全米でも1位を獲得した。10年連続で世界中でトップ5ヒットを記録し、アメリカとイギリスの両方でマルチ・プラチナ・セールスを記録した彼を、史上最も売れたアーティストの一人であるとする意見に反論する人などいないだろう。

◆『ULTIMATE HITS』、この彼の輝かしきソロ・キャリアを総括するベスト・アルバムは、ロッド・スチュワートというアーティストが音楽界に与えた紛れもない影響の大きさを、改めて思い起こさせる作品となるだろう。そして、彼の活躍はこれからも終わることなく続いていくのだ...。

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