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トロピカリア/第二世代の象徴オス・ノヴォス・バイアーノスの記念すべきファースト・アルバムが久方ぶりのCDリイシュー!
カエターノ・ヴェローゾ、ジルベルト・ジルを中心としたトロピカリア・ムーヴメントに影響を受けて1968年に結成されたオス・ノーヴォス・バイアーノス。オリジナル・メンバーであるモラエス・モレイラ、ルイス・ガルヴァォン、パウリーニョ・ボカ・ヂ・カントールの3人に、歌姫ベイビー・コンスエイロが加わり発表した1970年の記念すべきデビュー・アルバムが約10年ぶりにブラジル盤でCD再発。ペペウ・ゴメスが加わった2年後の名作「ACABOU CHORARE」に続く布石とも捉えられるそのサウンドは、二人のフロント・ヴォーカルに唸るファズ・ギターを全面に出し、よりサイケデリックでアタックの強いビビッドなもの。オープニングのタイトル・トラックから、前年にシングルでリリースされていた#4,13、さらには歌姫の名を冠した#9など、短尺にして強烈な印象を与える全13曲で、秘境ロック・ファンの拡大にともない、昨今再評価が進んでいることも特筆。若き獅子の勢いを直感するロック・バイアーノの原点がここにある。
<Os Novos Bahianos>
Moraes Moreira
Paulinho Boca de Cantor
Baby Consuelo
Luiz Galvao
NOVOS BAIANOS / ノーヴォス・バイアーノス