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マイアミ・ローカルのモダンソウル/メロウソウルの隠れ名曲「Never Stop Loving You (愛したりなくて)」が、初のアナログ7"シングル・フォーマットで復刻。山下達郎氏の人気ラジオプログラム、"サンデー・ソング・ブック"でもプレイされて話題となったアノ名曲を収録です。カップリングには80sアーバン・ダンサー「Make Me Sing It (歌わせておくれ)」を収録。
米国のマイアミを中心に活動したローカル・ソウルバンド、Caviar(キャビア)。核となる演奏メンバーはフィラデルフィアのBlue Notesのジョン・アトキンズ、ラリー・ブラウンなどが務め、ヴォーカルはロニー・カナダなる人物によるもの。彼自身は伝説的なクリーブランドのソウルバンド、S・O・U・L(Sounds Of Unity And Love)のローディーとして活動をスタートし、ラリー・ハンコックとのTruthを経て、御大ジェームス・ブラウンがプロデュースしたクリーブランドのSly Slick and Wickedのモダンソウルの名曲「All I Want Is You」でその歌声がFt.されているなど、無名に近いながらも確かな足跡を残している人物。だが、バンドとしての活動はシングルが1枚と、当時制作されながらもお蔵入りとなった(2009年にフランスのレーベルから無事にリリースされた)幻のアルバム1枚のみという正真正銘のカルトバンドです。
伸びやかでソウルフルな歌声が魅力の「A1. Never Stop Loving You (愛したりなくて)」は、1982年にマイアミのローカルレーベル『Survivor Records』から12"シングルとして(同年には7"シングルもひっそりと)リリースされているが、メロドラマ風のイントロからハッとさせられる甘美なモダンソウルで、その力強いビート、グイグイと高揚していく曲調とロニーのソウルフルな歌声がマッチした名曲です。グッと心に響くメロディが琴線に触れます。Side Bに収録の、しなやかなベースラインがリードする歯切れの良いリズムが心地よくダンスフロアに華を咲かせそうな「B1. Make Me Sing It (歌わせておくれ)」は、上述のアルバムでオープニングを飾ったクオリティの高い80sダンサーで、今回が初めての7"シングルフォーマットの再発です。
・日本語の解説付き
・両サイドともに今回の7"シングル用のリマスター音源を使用
・両面45回転仕様で音圧をしっかりとキープ
CAVIAR / キャビア