大名盤『ジャイアント・ステップス』発売60周年記念!オルタネイト・テイクを収録した2枚組デラックス・エディション
大名盤『ジャイアント・ステップス』発売60周年記念!オルタネイト・テイクを収録した2枚組デラックス・エディション
7,700円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
※2LP / 180g
モダン・ジャズの即興性におけるランドマークとして称される名盤中の名盤が、デラックス・エディションとなって今蘇る…!
ジャズ史上最大のカリスマ=ジョン・コルトレーンが1960年に発表した大名盤『ジャイアント・ステップス』の発売60周年を記念して、オリジナルとオルタネイト・テイクを最新リマスタリングであらたに編纂した2枚組デラックス・エディションが、180グラム重量盤アナログでも登場!
「ミュージシャンにとって、コルトレーンのこの冒険性に満ちたハーモニックな創造性と進化し続ける彼のスタイルは非常に重要な意味を持つものとなる。さらにより基本的なところを言えば、この作品でのコルトレーンの最高級のサウンドにある感情表現方法は、他に類を見ないほどの衝撃的なインパクトをもって、音楽に興味のない人までも巻き込んでいく力があるのだ」 ─ ナット・ヘントフ(『ジャイアント・ステップス』1960年発売時のオリジナル・ライナーノーツより)
「このアルバムは、重要作として位置づけられることだろう」 ─ ラルフ・グリーソン(Down Beat、1960年)
「全員が、たとえコルトレーンにあまり興味のない人だったとしても、この作品を聴くべきだ」 ─ メイト・エディ(The Jazz Review、1960年)
★ジャズ史上最大のカリスマであり多大なる影響を与え続けるジャズ・サックス奏者、ジョン・コルトレーン。彼のアトランティック・レコードからのデビュー作となる『ジャイアント・ステップス』は、発売から60年を迎えた現在でも、リスナーに衝撃を与え、刺激を与え続ける作品だ。音楽史に燦然と輝くこの作品は、2001年にはグラミー賞で見事殿堂入りを果たし、ジャズ・シーンのみならず全ミュージック・シーンにおける名盤中の名盤として称されている。この大傑作の発売60周年を記念して、オリジナル収録曲とオルタネイト・テイクを最新リマスタリングであらたに編纂した2枚組デラックス・エディションがここに発売されることとなった。
★日本盤としてはすでに5月に先行発売されている作品が、遂にワールドワイドでリリースされることになる。オリジナル収録曲7曲に加え、8曲のオルタネイト・テイクすべてに最新リマスタリングを施し、今作の最初のステレオ盤のオリジナル・スリーヴのレプリカ・パッケージにディスクを封入したこの60周年記念エディションには、貴重な写真やメモラビリア、そしてオリジナル・ライナーノーツとアシュリー・カーンによる新規ライナーノーツを掲載したブックレットがついており、2枚組CDと2枚組180グラム重量盤アナログの2形態でのリリースとなる。
★この大名盤『ジャイアント・ステップス』は、1959年にNew Yorkにあるアトランティック・スタジオにてレコーディングされた作品だ。テナー・サックスにジョン・コルトレーン、ベースにポール・チェンバース、ピアノにトミー・フラナガン、そしてドラムにアート・テイラーという錚々たるメンバーでアルバムの大部分がレコーディングされている(「Naima」ではドラムにジミー・コブ、ピアノにウィントン・ケリーが参加している)。特筆すべきは、コルトレーンもレコーディングに参加していた、最も売れたジャズ・アルバムとして称されるマイルス・デイヴィスの『カインド・オブ・ブルー』のレコーディング・セッション終了から2週間以内にこの作品のレコーディングを開始していた、という点だろう。
★ライナーノーツの中で、アシュリー・カーンはこうコメントを残している。 「『ジャイアント・ステップス』は、音楽の内的なメカニズムに関するコルトレーンの強迫観念が、ソロイストとしての彼のリリカルな資質や、魅力あふれる印象深いメロディを生み出す作曲技法を妨げないことを示す実例となった。そこでの演奏は曲構造の複雑さに足を取られていないし、音楽としての道筋を見失っていない。タイトル曲には格好良さと指を打ち鳴らしたくなるような感覚が備わっている。〈カズン・マリー〉は霧に煙るような深夜の雰囲気を漂わせる小気味いい簡潔なブルースだ。R&B風の味付けが施された〈ミスターP.C.〉は聴く者の手に汗を握らせる。〈ネイマ〉はコルトレーンのもっとも哀感をたたえたロマンティックなバラードのひとつであり、〈シーダズ・ソング・フルート〉は遊び心に満ちた曲として際立っている。〈カウントダウン〉はスラロームによる山腹の目まぐるしい滑降を思わせ、ギアシフトの練習のような〈スパイラル〉は寛いだエネルギーに心を奪われる」
JOHN COLTRANE / ジョン・コルトレーン
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