JAMES BROWNレビューシンガーとしても知られる75年、MOTOWNよりNorman Whitfieldプロデュースの名作YVONNE FAIRのアルバムが突如シャンテルズ〜JBショー〜モータウン入社とソウルを生業とする職業婦人にとって輝かしく出世街道まっしぐらな経歴とは裏腹のダーティヴォイスとビッチなルックスが災いしたかその後シーンから姿を消す事になる妖艶な謡女75年唯一のアルバムはその淫らで豊満な喉に飲み込まれじとアール・ヴァン・ダイクやらジェームス・ジェマーソンやらデニス・コフィやらのファンク・ブラザーズ巨魂集団を引き連れ挑むノーマン・ホイットフィールドのファンク魔術により一層の混濁猥雑さで色濃く塗り込められたもんであるしベティ・デイヴィス様とかエタ・ジェイムス様とかの汚れちまった高貴なる悲しみぶりに素直に欲情する貴方になら解かると思いました。
