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『紡唄』で原点回帰を果たした里アンナ。2018年はNHK大河ドラマ『西郷どん』のメインテーマに歌で参加、さらには愛加那の義姉役でドラマ出演も果たす活躍ぶりです!
本作はそんな里アンナが2016年から組んでいるドラマー佐々木俊之との奄美島唄とドラムという編成の異色ユニットの1stアルバムです! コルシカ島の音楽フェスティバル、Rencontres de Chants Polyphoniquesに出演したのを皮切りに、2017年にはパリ単独公演を成功させました。
そもそも奄美の島唄は唄と太鼓(チジン)のみで成立するものです。本作は、その基本的な編成を大事にしつつも、和太鼓などではない西洋のドラムを使用することによって、既存のものにはない全く新しい音楽を作りたいという観点から始まりました。佐々木の得意とするジャズ、R&B、ヒップホップといったジャンルのドラミングを取り入れることによって、ジャンルや世代、国境を超えた魅力を作りだし、幅広い層に届く音作りを目指しています。
また、奄美島唄の再解釈という点からも興味深く、元々の歌詞やメロディはそのままに、funk、jazz、skaなど様々なジャンルを連想させるドラムとの化学反応によって生まれた面白さ、そして三線と竪琴も従来のイメージを超えて効果的に用いられ、今までにない音作りに成功しています。
こんな斬新な試みでも里アンナは、奄美島唄特有の裏声を駆使しつつ、力強いメリスマ(コブシ)で、聞くものをその歌声に引き付けてしまいます。
アルバムタイトル『Message』は、口伝えで唄い継がれてきた奄美島唄の歌詞の島言葉、方言をまさにメッセージとして世に語り継いで行くための意味を込めています。ややもすると衰退の一途を辿りつつある奄美言葉を、3歳から祖父に島唄を習い、奄美を代表する唄者として国内外で活動している里アンナが、新進気鋭のドラマー佐々木俊之と共に、クールな伝承音楽として発信するメッセージです!
SATO ANNA x SASAKI TOSHIYUKI / 里アンナ X 佐々木俊之
奄美を代表する唄者として国内外で活動している里アンナと、新進気鋭のドラマー佐々木俊之による異色ユニット。2016年コルシカ島の音楽フェスティバルRencontres de Chants Polyphoniquesに出演したのをきっかけにユニットとしての活動を開始、2017年にはパリ単独公演を成功させるなど海外でも注目を浴びる。 歌と太鼓という奄美島唄の基本的な編成を大事にしつつも、効果的に用いられている三線と竪琴、そして様々な音楽ジャンルを想像させるドラムのアプローチによって、既存のものにはない全く新しい音楽を作り出している。 2018年1stアルバム「Message」をリリース。口伝えで唄い継がれてきた奄美島唄の歌詞の島言葉、方言をまさにメッセージとして世に語り継いで行きたいという意味も込められている。 2020年6月、2ndアルバム「Message II -Reincarnation-」をリリース。1stアルバムのコンセプトはそのままに、音楽性やジャンルの多様性、演奏スタイルなどを大幅に進化させた内容となっている。