1,885円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
昨今、次第に世界の注目を浴びる南米コロンビアのヴィンテージ・サウンド。ラテンDJや秘境サウンド・ディガーが監修したコンパイル・アルバムも幾つかリリースされているが、その中で必ずといっていい程、キラー・トラックを提供する楽団として取り上げられているのが、このフリアン・イ・ス・コンボ(JULIAN Y SU COMBO)の音源である。1962年に、リーダーのフリアン・アングロ・ポンセを中心に、いわば場末のダンスホール楽団としてキャリアをスタート。当初はコロンビアのルーツ・サウンドである「クンビア」を中心としたレパートリーで、当地の夜を彩っていたが(本作のラスト2曲には、古いクンビアの音源がボーナス収録されている)、70年代に入り、遠くN.Y.で花開いたサルサの息吹を受け、フリアンのコンボも次第にサルサ、ブーガルーからマンボ、パチャンガ、デスカルガといった疾走ラテンをレパートリーに据えたダンス・バンドとして昇華していく。
そして70年代、コロンビアのインディペンデント・レーベルである「INS」「METROPOLI」などに、"A BUENAVENTURA" "NOCHE DE FIESTA" "CALI SE PASO" というコロンビア現地産のパイオニア的サルサ・アルバムを残していく。そのグルーヴは、今を以ってして奇跡的。純然たるサルサのビートよりもかなり多岐にブレまくるリズム、サキソフォンを挿入した独特のホーン・アンサンブルに、エレキ・ギター&オルガンのサイケなフレーズ、怪しげなヴォーカルとフザケた感じさえするコーラス...。そのすべてが謎めいた風情なのに、何故かとてつもなくイカすフリアンのサルサ...。
そう、今では本家N.Y.やプエルト・リコのクラシカル・ラテンを凌ぐほどに、世界のマニアから支持されているのがコロンビアやペルーのモノであり、その代表格がまさにフリアン・イ・ス・コンボなのである。そんなフリアンの70年代のレア音源だけを収録することに「成功」したこの1枚。オリジナル・レコードはオークションに出ればたちまち数百ドルと言われている珍品ぶりも然ることながら、そのあまりの魅力に、ずっぽりハマっていくのを体感できるハズ。「なんちゃって...」なブツじゃなく、これこそが古く良き「コロンビア・ヴィンテージ」の定番。
original albums
70's VINTAGE COLOMBIA SALSA SELECTION RE-ISSUE!!
original album's are mega rare & hard to find it!!
Las caleñas son como las flores
JULIAN Y SU COMBO / フリアン & ス・コンボ