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80年代から活動を続けるUKロック・バンド、THE WATERBOYSがアルバム『WHERE THE ACTION IS』をリリース!FUJI ROCK FESTIVAL 2019への出演も決定!!!!
■解説:新谷洋子、歌詞対訳付き、ボーナス・トラック2曲収録(「代々木公園にて」「下北が好きです」)
アルバム・タイトルは、1960 年代のモッズ/ノーザン・ソウル・シーンのクラシック・ナンバーであるロバート・パーカーの『Let’ s Go Baby (Where TheAction Is)』から名付けられた。また本作は、ミック・ジョーンズに捧げる曲など、実に多様な魅力を兼ね備え、素晴らしい詞とメロディを持ち、冒険心に富み、音楽的に実に素晴らしい作品である。従来のウォーターボーイズ・ファンはもとより最近彼らを聴き始めたようなリスナーでも一聴しただけで興奮するような、そんな傑作である。また日本盤CD には、ボーナス・トラックとして「代々木公園にて」と「下北が好きです」の2曲を追加収録。
ザ・ウォーターボーイズを率いるマイク・スコットは、40年に渡り英国を代表するソングライター。プリンスはかつて彼らの代表曲「The Whole Of The Moon」を2種類のサウンドアレンジでカバー、またロッド・スチュワート、スティーヴ・アールズ、エリー・ゴールディング等もカヴァーするなど、その卓越したソングライティング、ライヴ・パフォーマンスは高い評価を得てきた。
アルバム・タイトル曲でオープニングを飾る「Where The Action Is」(M1)は、ロバート・パーカーの同名曲のリメイクで、絶えず繰り返されるうねるようなグルーヴが込められている。続く、重量級のロックンロールナンバー「London Mick」(M2)は、ザ・クラッシュのギタリスト、ミック・ジョーンズへ捧げられた曲である。この小気味の良いサウンド・アレンジはミック・ジョーンズの1977年頃のスタイルへのオマージュである。この作品と対をなす曲が「Ladbroke Grove Symphony」(M6)で、かつてウェスト・ロンドンでボヘミアン暮らしをしていた若者たちのハートを揺さぶる素晴らしい賛歌。また本作には「Out Of All This Blue」(M3)という前作のアルバム・タイトル曲が収録されている。この楽曲は前作アルバムの為に録音されたものであったが、結局アルバムには収録されず、それをマイクが再び着手し仕上げた曲である。この曲は心を病んでしまったある友人のために書かれ、救いを求めるものに手を差し伸べその気持ちを安らげることができるような心温まる一曲となっている。「Then She Made The Lasses-O」(M9)はスコットランドの国民的詩人ロバート・バーンズの「Green Grow The Rashes-O」からインスパイアを受けて創られた。「Piper At The Gates Of Dawn」(M10)はケネス・グレアムの名著「たのしい川べ」(The WInd in The Willows)の同名(The Piper At The Gates Of Dawn) の章に書かれた最も美しい一節を朗読したものである。昨年の夏、最初にこの作品のインスト・テイクがリアル・ワールド・スタジオで録音され、これに今回マイクがボーカルを加え完成を迎えた。マイクの非常に美しく情景が浮かぶような朗読とバンドのブラザー・ポールとスティーヴ・ウィッカムによる優美なサウンドが相まって、透明感あふれこのアルバムのエンディングを飾るに飾る相応しい見事な一曲となっている。
WATERBOYS / ウォーターボーイズ
1983年、英スコットランド・エジンバラ出身のマイク・スコットを中心に結成。バンド名はルー・リードの曲の歌詞から名付けられる。NY パンク、ニュー・ウェーヴの初期、その後の3rd アルバム『ディス・イズ・ザ・シー』では、ロックにケルティック・フォーク、アイルランド伝統音楽、プログレ、カントリー、ゴスペルなどを取り込んだ音楽性と、マイク・スコットの文学性豊かな歌詞が融合して高い評価を獲得、シングル「The Whole Of The Moon」は彼らの代表曲であるばかりでなく、プリンスがカヴァーしたり、U2 の2017年のワールド・ツアーの導入歌として使用されるなどロック界の名曲のひとつ。1988 年、アイルランドに移住して制作された4th アルバム『Fisherman's Blues』は、アイリッシュ・トラッドを大胆に取り入れた作品となり、大ヒットを記録。90 年代はマイク・スコットは主にソロ活動を中心に行う。2000 年代よりバンド活動に注力、ワールド・ツアーを精力的に行う。2014 年にフジロックフェスティバルで初来日を果たし、2015 年単独初来日公演を行う。2019 年、前作『ホエア・ジ・アクション・イズ』を発売。同年フジロックフェスティバル出演。2020 年4 月に単独来日公演が予定されていたがコロナ禍の影響により中止となった。2020 年8 月、通算14 作目のアルバム『グッド・ラック、シーカー』を発売。