ディスクユニオン ソウル / ブルース・SHOP'sバイヤーズ・チョイス 9月

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2023.10.06

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ディスクユニオンのスタッフが最近入荷のソウル / ブルース商品の中からおすすめ商品を紹介!

今月入荷の最新作や最近入荷の準新譜の中から注目タイトルをソウル / ブルースのスタッフがまとめてレビューしました。
毎日のように新譜がリリースされる中、見逃している商品も多いのではないでしょうか?この機会に是非ご一読ください!



KOOL & THE GANG / PEOPLE JUST WANNA HAVE FUN
https://diskunion.net/black/ct/detail/1008684903


2024年に結成60周年を迎える不朽のソウル・アイコンにしてブラック・ミュージック界のリヴィング・レジェンド、クール&ザ・ギャングの通算34作目となる新スタジオ・アルバムがリリース!

自身もソロ・アーティストとして活躍する有望な若手フィメール・シンガー、SHA SHA JONESをフィーチャーし先行公開されたMVも話題となったファンキーかつグルーヴィーなパーティー・チューン「Let's Party」などを含む全15曲。

今作には惜しくも'20年に他界したメンバーの共同創始者の一人であるカリース・ベイヤンことロナルド・ベル、そして翌'21年に他界したオリジナル・メンバーのデニス・トーマス最後のスタジオ・ワークスも収録。

(大宮店 佐藤紘史)




COOKIN' ON 3 BURNERS / I'M COMIN' HOME TO YOU / WHOLE WOMAN (PIC SLEEVE 7")
https://diskunion.net/black/ct/detail/1008714737


活動自体は1997年からと非常にキャリアのあるオーストラリアのメルボルン出身のファンクバンド。

2007年に初のアルバムをリリース。メンバーチェンジなども経てベテランの域に達する彼らの最新シングルがリリース!

キャリアに裏打ちされた彼らの演奏は現行のファンクバンドの中でも高レベルな品質、そこに彼らの盟友STELLA ANGELICOが華を添えた本作、Aサイドは小気味良いパーティーを思わせるグルーヴィーな1曲、対してBサイドは前述のSTELLA ANGELICOのしっとりとしたヴォーカルが映えるミディアムナンバー。今後のアルバムリリースも期待大です!
(名古屋店 藤本康寛)




V.A. / バース・オブ・ザ・ハーレム・グルーヴズ・オン・ファイア
https://diskunion.net/black/ct/detail/XAT-1245744271


2011年に93歳という大往生でこの世を去ったボビー・ロビンスン、彼の功績はやはりニューヨーク、ハーレムでの戦後のUSブラックミュージックを支えたこと(個人的にはライトニン・ホプキンスのモージョ・ハンドのプロデュースというのがツボ)そんな彼に関わる、まさにファンクの夜明けとでも言いたくなるようなこの時代の楽曲をずらりと集めた好コンピが出ちゃいました。

ボビー主宰のレーベルは数あれど、その中からエンジョイレーベルのシングル盤を中心にお届け。

若かりし頃のコーネル・デュプリーとバーナード・パーディらが参加したキング・カーティス&ザ・キングピンズの音が聴けます。

ただこのシングル盤楽曲達、クレジットされてないアーティストもいるんではないかということでして、もしかすると今ではビッグネームな人達が他にもという、聴いてみてのお楽しみ的な要素も。

全28曲、これぞリズム&ブルース!てな感じでパンパンに楽しんでください。

(大阪店 江藤玄太)




JACKIE ROSS / 旅立ちのとき
https://diskunion.net/black/ct/detail/XAT-1245772194


サム・クックにスカウトされ1962年にデビュー後、シル・ジョンスンのバンドでも歌っていたシカゴの女性シンガー、ジャッキー・ロス。
1964年には名門チェスと契約し、大ヒット曲「Selfish One」をリリース。

その後もブランズウィックなどにも作品を残し順調にキャリアを重ねた彼女が1980年に発表したレア・アルバム。
最高に心地好いモダン~クロスオーヴァー・ソウル「The World Needs More People Like You」を筆頭に、グルーヴィなアップ「I Who Have Nothing」、オージェイズの「You Got Your Hooks In Me」のカヴァー、なんと同じシカゴのラヴライツのヴァージョンとまったく同じバック・トラックを使用していることが判明した、スタイリスティックスで有名な「Betcha By Golly Wow」のカヴァー等、アップからスロウまですこぶる充実! 
王道ソウル・ファンもレア・グルーヴ好きも大満足の一枚。

(下北沢店 安田祐士)




BLIND BOYS OF ALABAMA / ECHOES OF THE SOUTH
https://diskunion.net/black/ct/detail/1008698416

 

ゴスペルグループとしての活動歴と知名度からしたら、一二を争うBLIND BOYS OF ALABMAの最新作。

往年のファンからすれば、FIVE BLIND BOYSを基にしたグループと説明すれば、伝わりやすいだろうか。

今、ゴスペル的要素を自分の作品に取り込む、ヒップホップやR&Bの若いアーティストが増えており、トレンド化していると言ってもあながち間違いではないはず。そんなゴスペルのOGによる最新作は、オーセンティックなサウンド、ヴォーカル、コーラスが三位一体となった安心印の一枚。

楽曲によっては、60~80年代のローカルなサウンドのソウルに類似するものもあり、個人的にも想像以上に楽しめた快作。

(お茶の水ソウル/レアグルーヴ館 野口)




BLACK MARKET BRASS / HOX
https://diskunion.net/black/ct/detail/1008708470


アメリカはミネソタが世界に誇るアフロビートバンド"BLACK MARKET BRASS"が、3枚目のアルバムを現行の良質ファンクを提示し続ける "COLEMINE RECORD" からリリース。
アナログ機材での太い録音にこだわり、アフロビート基本にしつつも、6/8拍子、エチオジャズ、アヴァンギャルド、フリージャズ、ポストロック、アンビエントなどを取り入れ、レコードコレクターでもあるメンバーの探求心という強みを存分に感じられる音楽幅と深さを感じる秀逸な作品。
また、「Hox」と題したセッション曲がちりばめられることで、アルバム1枚を通してのストーリーがより強固なグルーヴとして完成され、あえて自由な部分を創ることで、その時にのみ起こる奇跡を録音している。

M-11「The Rift/Hox Z/Desolation Overdrive」で燃え尽きたあと、最後に祈りのような M-12「Doom Country」が身体に染み渡る。
(ソウル / ブルース WEB 黒須遊)




JEROBOAM  / TURN DOWN THE LIGHTS
https://diskunion.net/black/ct/detail/1008716771


初期には詳細不明ながらもディスコ、ハウス好きの話題を掻っ攫ってきたレーベルSPACE GRAPE。
現在ではMOTOR CITY DRUM ENSEMBLEとRAZOR-N-TAPEなどに作品を残すPLANTY HERBSが主宰と判明し合点がいきました。
新作はフランスのディスコ/ファンクバンドECHOS OFとしてもしられるJEROBOAMによる70’Sディスコフレイヴァ―あふれる作品です!
KYOTO JAZZ MASSIVEのバックも務めることで知られており、その演奏はすでに折り紙付きです。
A面はヴォーカル+ホーンセクションが光る豪華絢爛なディスコファンクとなっており、B面は9分超えの長尺ディスコとなっております。
PATRICK ADAMSやP&Pの諸作が好きな方にはぜひ聴いていただきたい一枚です!

(ディスクユニオン柏店 及川遼太)




CLARENCE REID / ソングブック~ヒズ・グレート・ワークス 1969-1978(コンパイルド・バイ マスクマン&ザ・シャーク) 
https://diskunion.net/black/ct/detail/XAT-1245773867


CD編集にとどまらず7インチのリイシューまで踏み込む力の入ったリイシューが続く、SOLIDのT.K.関連シリーズ、注目の最新弾はブロウフライことクラレンス・リードのお仕事集第二弾!

ジョージア生まれの彼が10代で移住したフロリダのT.K.レーベルで残した功績を辿るコンピレーション、第一弾の黒田大介氏選曲・監修の本人名義のシングル集に続き、今回は彼がソング・ライティングを手掛けた楽曲集。

そして今回の選曲・監修は東京のソウル・シーンではその名を知らぬ人はいない「ソウル界の張本」こと maskmanとレコ屋に通って 50 年の THE SHARKのタッグによる選曲、監修。

7インチに拘り抜いて蒐集、DJを続けるご両人の脳内を覗き見出来るとも言える切り口に要注目!

(町田店 秋元)




STEVEN BAMIDELE / SUMMING UP
https://diskunion.net/black/ct/detail/1008708450


ジャケットやインフォを読んだ印象でなんとなく、D'ANGELO系のセクシーなネオソウルみたいな感じを想像して聴き始めたんですが、そういうオーガニックさもありつつ、もうちょっとプログレッシブというか、作りこまれたサウンドに耳が行く様な作品だと思いました。

個人的ベストトラックは"Pathways"というインスト曲でした。(ソウルのレビューなのにごめんなさい。)恐ろしく暑くて長い2023年の夏がやっと終わったなーって感じのカラッと晴れた空の下で今聴いてますがめちゃくちゃ合います。

(新宿ソウル・ダンスミュージックショップ 山本 大騎)




FIEH / III
https://diskunion.net/black/ct/detail/1008660852


北欧ノルウェーからFIEHの3rdアルバムが登場。

リードシンガーのソフィーは幼い頃からブルースやアレサ・フランクリン、レイ・チャールズなどのソウルを聴いて育ったそう。
彼らといえばネオソウル〜インディポップ、シンセポップなサウンドが特徴的。ドリーミーでフューチャリスティックでポップなサウンドが良い感じに混ざってる感じ?です。

しかし、ソフィーのスウィートなヴォーカルが鍵盤やホーンと合わさるとなんかソウルらしさも感じられるというか、ソフィーの音楽遍歴を伺える気がするんです。

「Texas Baby」とかなんて、ちゃんと今どきなトラックなんだけど、70年代のスウィートソウルっぽいサウンドも感じられる。
彼らの作り出すフューチャリスティックなサウンドが、ソウルぽい"何か"と交差して、現代にアップデートされてるけど、ノスタルジックな感じもするというか...そんな心地良い矛盾が作品の中で生じるんです。

そんな現行ソウルという言葉じゃ括りきれない、新しいけど、どこかノスタルジーを感じさせてくれる面白い作品です。

(お茶の水ソウル/レアグルーヴ館 花城清一郎)




45trio / REMIND ME / MILES TO CROSS (7")
https://diskunion.net/black/ct/detail/1008698385


JAPANESE SOUL界屈指のプロデューサー/鍵盤奏者、SWING-O氏が率いる45TRIOの新作が登場。
今作はPATRICE RUSHENの大名曲「Remind Me」をカバー。
ボコーダーとシンセ・ベースが使用されレイドバック感が追加され、ローズ・ピアノの甘美なメロディと最高にマッチし原曲とは一味違った聴き心地が良くなっている。

さらに力強いドラムで自然と体を揺らすこと、間違いなしのフロア・キラーな1曲となっており、DJはこの1曲だけでもマスト・バイなアイテムとなっている。
さらにB面は彼らのオリジナル楽曲となっており、ドナルド・バードを想起させるようなグルーヴィーなジャズ・ファンクな曲となっております。

こちらの楽曲には、インスト・ジャズバンドCALMERAのトランぺッター小林洋介が参加しており色気ムンムンな見事な演奏を披露しているところも見所です。

(新宿中古センター 中沢光)




Shuya Okino / Pirahnahead  / Shine feat. Diviniti(ROOT SOUL Boogie Remix with Soki Kimura) / Sun Will Rise feat. Diviniti(Detroit Live Version)(7")
https://diskunion.net/black/ct/detail/1008685674


RYUHEI THE MAN主宰のAT HOME SOUNDからまたまた凄いリリース!
2008年リリースから17年、今聴いても色あせることのないCROSSOVER/DEEP HOUSEの名曲、SHUYA OKINO Feat. DIVINITI「Shine」を、池田憲一のソロプロジェクトROOT SOULが再構築し、ミックスからマスタリングし新たな魅力引き出し誕生した名作!
DEEP HOUSEなオリジナルに対し、BPMはほぼ変わらずパーカッシブなDISCO/BOOGIEに再構築し、HOUSEからDISCOまで相性ばっちりな好REMIX!
そしてBサイドには、デトロイトの天才プロデューサー、PIRAHNAHEADによる「Sun Will Rise」Detroit Live Versionを収録。
こちらの初出は2008年にESPECIAL RECORDSからリリースされています。80sマナーで落ち着いた雰囲気がこれまた素晴らしい名カヴァー!
(渋谷ジャズ/レアグル-ヴ館 横山尚吾)




TOKIMEKI RECORDS  / 真夜中のジョーク / LOVE TRIP (7")
https://diskunion.net/black/ct/detail/1008695148


CITY POP CLASSICSをカバーするユニットとして始まったはずが、溢れる出る才能を抑える事が出来なかったのか、昨年には全曲オリジナル楽曲で構成された抜群の内容のアルバムをリリースし、音に厳しいリスナーをも黙らせた"Tokimeki Records"が今回カバーしたのは、高い完成度ながらもリリース当時日の目をみず、その後再評価され今やCITY POPを代表する名盤となった"間宮貴子"の唯一作『LOVE TRIP』から名曲「真夜中のジョーク」と「LOVE TRIP」。

「真夜中のジョーク」にはナツ・サマーを、「LOVE TRIP」にはHannah Warmをフィーチャーし安定のハイクオリティで今回もマストな超強力ダブルサイダーとなってますので是非。

(ユニオンレコード渋谷 松本豪雄)




SEXTONES / LOVE CAN'T BE BORROWED
https://diskunion.net/black/ct/detail/1008667989


ネバダ州リノを拠点とするバンド"SEXTONES"の2ndアルバム『LOVE CAN'T BE BORROWED』が登場。
MOMENTSやDELFONICSといったボーカルグループを彷彿とさせる美しいコーラスワーク、特にCURTIS MAYFIELDからの影響を多分に感じさせるファルセットが特徴的な、メロウかつロマンティックな楽曲が並んでいる。
当初リリースインフォを見たときにRECORD KICKSというとどちらかといえばディープ・ファンク系の作品が多い印象だったので、いい意味で意外だなぁと思っていたのだが、先日リリースされたアルバムからのシングルはヴィンテージソウル・リスナーにはお馴染みのCOLEMINEからのリリース。

成程この路線でいくのかと、勝手に1人でワクワクしていた。そういった意味でもCOLEMINEは勿論、BIG CROWNやINDUSTRY MUSIC GROUPといったレーベルが好きな方には間違いなくおススメできる1枚である。
(ソウル / ブルース WEB 藤原啓)




V.A. / GREASY MIKE'S CHINESE TAKEAWAY (LP)
https://diskunion.net/black/ct/detail/1008708451


レコードコレクターGREASY MIKE氏によるコンピ第5弾のテーマはアジアンテイスト!

これはニッチすぎるぜ…しかもタイトルが『GREASY MIKE'S CHINESE TAKEAWAY』というあたりアジアはぜ~んぶ中国!というアップデートされていないステレオタイプが見え隠れ。

なんだかなぁ、なんて収録曲を聴いていけば、アレアレアレッ?THE PENDLETONS「Itchy Bon Mash」、THE WINDSORS「Saki Rock」、THE MANHATTANS「Far East Rock」あたりから鼻腔直撃、ツ~ンと香りくるアヤしげグルーヴィはクセになりそう。

鮒ずしとか好きな方はコレも美味しく頂けますぞ。

マジメな話、これだけのものを集めようと思うと気が遠くなる逸物多数。

アーカイブとして持っておくのも大いにアリです。

(横浜関内店 鈴木諒祐)




CORINNE BAILEY RAE / ブラック・レインボウズ
https://diskunion.net/black/ct/detail/XAT-1245774205


UKのシンガーCORINNE BAILEY RAEが2016年以来7年振り、スタジオアルバムとしては4枚目となる新作をリリース。
以前カフェで働いていた時に2006年のファーストアルバムを毎日のように流して聴いていて、その時はフォーキーなネオソウルの方という印象でしたが、このアルバムから受ける印象は180度違いました。
彼女が参加したシカゴのストーニー・アイランド・アーツ・バンクでアーティストのシアスター・ゲイツによる黒人の歴史に関する展覧会にインスピレーションを得たアルバムで「奴隷制度、精神性、美、生存、希望、自由についての考えを呼び起こした」とあります。
オルタナティヴロックな楽曲や展覧会のインスタレーション的な楽曲も多く、先鋭的なアルバムで、今までの作品とは違うファンを獲得できそうです。

評論家筋からはとても高い評価を得ているのも頷ける深い作品。

(お茶の水ソウル/レアグルーヴ館 山本奈緒)




JALEN NGONDA  / COME AROUND AND LOVE ME
https://diskunion.net/black/ct/detail/XAT-1245773148


ワシントンD.C.出身、イギリス在住のシンガーJALEN NGONDAが待望のフルアルバムをリリース!
看板アーティストであるCharles BradleyやSharon Jonesを失い、近年はやや地味な印象もある老舗レーベルDAP TONE。
レーベル代表のBosco MannがPEN ROSE RECORDSでローライダー系ソウル路線の良作を連発する中、久しぶりにこれぞDAP TONE!と思わせる間違いないサウンドワークと新機軸の両方を感じさせる傑作が誕生しました。
これまでどちらかというと60s感が強かったDAP TONEサウンドですが、今回はJALENが影響受けた、マーヴィンやカーティス等70s ニューソウルをもろに感じさせるテイストであり、こういうのが聞きたかった!と思うファンの方も多いのではないでしょうか?
JALEN NGONDAのヴォーカルが素晴らしいのは言わずもがな、現行のヴィンテージ系ソウル・シーンの礎を作ったDAP TONEの底力と新しい可能性を感じさせる名盤に仕上がっています。

(ソウル / ブルース WEB 高橋一)




JEWEL BASS / JEWEL BASS - IN AND OUT OF LOVE (LP)
https://diskunion.net/black/ct/detail/1008733411


60年代後半以降のMALACOレーベルの作品、中でもZ.Z.HILL、DENISE LASALLE、BOBBY BLAND、KING FLOYD、JOHNNIE TAYLOR等ビッグ・アーティストの録音にバックコーラスで参加してその名を上げ、デビューに至るも結局数枚のシングル・リリースに留まってしまった通好みのシンガー、JEWEL BASSの初となるLP!

収録曲は2010年SOULSCAPEからリリースのCD『MALACO SOUL SISTERS』(12曲中7曲が当時未発表のJEWEL BASSの他、DOROTHY MOOREの楽曲を収録)とほぼ同内容ですがそのCDには未収録で2020年に本作と同じSOUL 4 REALからの7インチ・シングルで初出となったバラード「Sweet High」を追加した全13曲での祝アナログLP化となります。

レア45としてコレクターに人気を博しながらフリーソウル・コンピにも収録された「Let Your Love Rain Down On Me」を筆頭に70年代後半の良い塩梅にディスコの影響を受けたサウンドもあれば、JEAN KNIGHT「Mr. Big Stuff」路線の軽快なファンク、さらに重厚過ぎずとも絶妙にディープな味わいがあるミディアム~バラードまで粒ぞろいな楽曲とJEWELのまさに宝石のような素晴らしい歌声を堪能できる最高の1枚です。
(千葉店 沢野太郎)

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