ディスクユニオン ソウル / ブルース・SHOP's バイヤーズ・チョイス 4月

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2024.05.02

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ディスクユニオンのスタッフが最近入荷のソウル / ブルース商品の中からおすすめ商品を紹介!

今月入荷の最新作や最近入荷の準新譜の中から注目タイトルをソウル / ブルースのスタッフがまとめてレビューしました。
毎日のように新譜がリリースされる中、見逃している商品も多いのではないでしょうか?この機会に是非ご一読ください!



BRAINSTORY / SOUNDS GOOD
https://diskunion.net/black/ct/detail/1008801373


23年には初来日し、音源とはまた違った温度のライヴを披露したカリフォルニアのヴィンテージ・チカーノ・ソウル・バンドによる24年作はスウィートでビターでノスタルジック、青春時代の甘酸っぱい想い出のような1枚。

"BIG CROWN"からのデビューアルバム『BUCK』で世界の注目を浴び、その後レーベルメイト、レディレイやボビー・オローサとのツアーを経て、より彼らの創り出す音とグルーヴが唯一無二となった。
(ソウル担当 黒須遊)




SAY SHE SHE / JIM SPENCER / WRAP MYSELF UP IN YOUR LOVE
https://diskunion.net/black/ct/detail/1008821265


1979年リリース、JIM SPENCERによるアーバン・メロウ・ソウル名曲をブルックリン発のフィメール・ディスコデリック・ソウル・バンド、SAY SHE SHEがカヴァーした一曲!古き良きヴィンテージ・ソウルを彼女たちなりに解釈して現行へと昇華させており、オリジナルにさることながら、ディスコ時代を彷彿させるようなセクシーでエレガントな歌声と洗練された魅惑的なハーモニーに聞き惚れること間違いなし!
(千葉店 岡亮太)




NEW MASTERSOUNDS / OLD SCHOOL
https://diskunion.net/black/ct/detail/1008837856


1999年結成、2000年代初頭に起こったディープ・ファンクムーヴメントの中心にもいたUKの4人組ジャズ・ファンクバンド、ニュー・マスターサウンズによる通算18枚目のアルバムがリリース。

デビュー以降コンスタントにアルバムのリリースを続けて18作目ってことは、大体2年に1枚アルバムをリリースということか。今作もファンクの本流を突き進んだ間違いない作品!でありながらもレゲエサウンドを取り入れた「Buggin'」は聴きごたえあり!
(横浜関内店 横山尚吾)




KHRUANGBIN / A LA SALA
https://diskunion.net/black/ct/detail/1008804026


大注目を浴びるテキサスのトリオ、KHRUANGBIN。

遂に4年ぶりに新作を引っ提げて帰ってきた!これまで、60~70年代のタイ・ファンクに強く影響を受けた彼らは極上のミッドナイト・ファンク・ワールドを創造してきた。しかし、今作は巨大化した自らを顧みた作品である。家族としての3人に戻り、ペダルスティールギターのWill Van Hornも抜きでバンドのみで作りあげ、史上初のゲストなしの作品となった。
(お茶の水ソウル/レアグルーヴ館 花城清一郎)




SUPER CATS / SUPER CATS
https://diskunion.net/black/ct/detail/1008825805


Shun Shunの名曲「今夜は最高」が起爆剤となり、前身CAT BOYSにYuima EnyaとShun Shunが加わり誕生したSUPER CATS待望の1stデビューアルバム。

CAT BOYS時代から人気のあるフロア向けなカバーセンスは抜群、パワーアップしたソウルサウンドを軸に繰り広げられる全8曲。どでかいファンクネスの中にある優しい生活感が心を躍らせ気づけば身体が汗を掻きながら踊っている。
(ソウル担当 阿部友馬)




THEE HEART TONES / NO LONGER MINE / CRY MY TEARS AWAY
https://diskunion.net/black/ct/detail/1008807534


米ホーソーン出身の若手(メンバーはまだ20歳前後の超フレッシュなメンツ!!)チカーノ・ソウル・バンド。

今回紹介するTHEE HEART TONESの7インチはBIG CROWNを主宰するEL MICHAELS AFFAIRと5日間で録音したといわれるアルバムからの2枚目のシングルカット作品である。

イケイケのBIG CROWNがプッシュする期待しかないフレッシュな彼らはチェックしない手はないだろう。
(新宿中古センター 中沢光)




showmore / Jazz Attitude Vol.1 & Vol.2
https://diskunion.net/black/ct/detail/1008749217

 

洗練された音と聴き心地の良いポップなメロディーで耳の肥えたリスナーを唸らせてきた根津まなみと井上惇志 によるユニット"showmore"が自曲をJAZZにアレンジした強烈な人気シリーズが待望のLP化!

ビバップでスウィンギンなA1「marble」からはじまりしっとりメロウなB1「1mm」に伸びのいいヴォーカルが聴きごたえばっちりなA3「cookie monster」など夜にチリバツな1枚となっております。
(ユニオンレコード新宿 松本豪雄)




LIMBOOS / OFF THE LOOP
https://diskunion.net/black/ct/detail/1008821252


スペイン発!神秘的なサイケ・ソウル・アルバムが登場。

前作「Baia」から5年振り4枚目となる今作は、ミニマルに構築された世界の中で、エキゾチックな音のチョイスがキラリ!

聴衆を美しいサイケ・ワールドへと軽やかに誘導する。なにより強烈なモジュレーション・サウンドと、タイトに締められたタイム感のコントラストが絶妙で鳴っている音一つ一つに耳を傾けなければ気が済まなくなるほど!何度でも没入してほしい1作だ!
(ソウル担当  髙山廣記)




ALICE RUSSELL / I AM
https://diskunion.net/black/ct/detail/1008817373


2013年以来9年ぶりの新作。前作までのポップでバラエティに富んだ内容と比べて、ジャケットが示す通りかなりダウナーというかモノトーンな作風です。

無機質にも感じる削ぎ落されたサウンドの中、薄暗い部屋に差す光明の様に際立つ歌が、多重録音のコーラスと深い残響も手伝ってホーリーな雰囲気を盛り上げます。近年俄かに再評価熱の高まるダウンテンポやトリップホップ的な雰囲気も。
(新宿ソウル・ダンスミュージックショップ 山本 大騎)




ANOTHER TASTE / ANOTHER TASTE
https://diskunion.net/black/ct/detail/1008774215


現代のサルソウルオーケストラといっても過言ではないANOTHER TASTEによるデビューアルバム!

現行ブギー重要レーベルSPACE GRAPEからGALXTC、MAD HONEYという名義でリリースしておりその実力は折り紙!

全曲オススメですが、イントロのドラムブレイクがナイスなディスコファンクA2、オランダのシンガーSARINA VOORNをフィーチャーしたミッドテンポブギーのA3が白眉です!
(柏店 及川遼太)




V.A. (ECCENTRIC SOUL) / ECCENTRIC SOUL: CONSOLIDATED PRODUCTIONS VOL.1
https://diskunion.net/black/ct/detail/1008811348


ドゥーワップグループでキャリアを積んだMEL ALEXANDER。

ビジネスにも才覚があった彼は複合会社CONSOLIDATED PRODUCTIONSを起業し、L.A.の熾烈な音楽業界で長期間に渡り功績を残しました。

その傍らで計73曲のオリジナル曲を書き上げており、本作は彼が携わった音源から厳選した28曲を収録。プロデューサーによる解説、ディスコグラフィーや写真付で見応え聴き応え充分の好内容です♪
(下北沢店 安田祐士)




MOMY & THE MEGA / MEGA
https://diskunion.net/black/ct/detail/1008834684


モミーFUNK!のシンガー兼マスコット的存在、MOMYがソロ・プロジェクトとして様々なアーティストと作り上げたアルバムをリリース。

クラウンドファウンディングにより支援を受け、アメリカでレコーディングを決行。

ファンク、ラテン、ジャズ、ポップスなど非常にバラエティに富んだ構成が面白い。

特にファンキー・ブルース調にのせて銭湯への愛と入浴でのマナー啓発を歌い上げた「雨の降る夜に」が実に味わい深い。
(お茶の水ソウル/レアグルーヴ館 鈴木諒祐)




JALEN NGONDA / HERE TO STAY / IF YOU DON'T WANT MY LOVE
https://diskunion.net/black/ct/detail/1008836430


70年代からタイムスリップしてきたような現行シンガー、大好評だった昨年リリースのアルバムには収録されなかった未発表曲が7インチシングルで登場。

期待通りのスウィート&ミディアム、甘いヴォーカルを引き立たせるバックもさながらモータウンやスタックスのハウスバンド。

フリップサイドには前述のアルバムにも収録されていたニューソウル(というかマーヴィン)全開な好曲「If You Dont Want My Love」を収録。こちらも改めて素晴らしい。
(渋谷ジャズ/レアグルーヴ館 石井正人)




Shunske G / GENTLE REMINDER
https://diskunion.net/black/ct/detail/XAT-1245780799


甘さ全開。2023年11月に配信でリリースしていShunske G & The Peasのヴォーカリストでもあるソウルシンガー、Shunske Gのファーストソロ作がCD化。

メロウでスローグルーヴィーなナンバーがズラリなこの作品、ロサンゼルスで修行を積んだ彼のスキルが溢れ出てます。

個人的にはタイトなグルーヴに歌詞が絡み合う「どこ吹く風」、「Pretty Mama」の流れが最高です。
(大阪店 江藤玄太)