ディスクユニオン ソウル / ブルース・SHOP's バイヤーズ・チョイス 9月

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2025.10.06

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ディスクユニオンのスタッフが最近入荷のソウル / ブルース商品の中からおすすめ商品を紹介!

今月入荷の最新作や最近入荷の準新譜の中から注目タイトルをソウル / ブルースのスタッフがまとめてレビューしました。
毎日のように新譜がリリースされる中、見逃している商品も多いのではないでしょうか?この機会に是非ご一読ください!



EL MICHELS AFFAIR / 24 HR SPORTS
https://diskunion.net/black/ct/detail/1009058692


BIG CROWN主宰、LEON MICHELS率いるEL MICHELS AFFAIRによる待望の新作は、これまでレーベルが培ってきた魅力を濃縮しつつ、ゲスト陣のラインナップからも見て取れるように、よりワールドワイドにスケールアップした世界観をポップにまとめた、まさに集大成と呼べる1枚!
これまでその独自さゆえにライトなファンには取っつき辛い感じも否めなかったが、今作は様々なジャンルのファンにリーチするであろう聴きやすさも兼ね備えており、今年ベスト候補の1枚と呼べる傑作に仕上がってます!

(ソウル / ブルース WEB 高橋一)




PEKI MOMES / PEKI MOMES
https://diskunion.net/black/ct/detail/1009076178


巷で噂のPeki Momés、彼女のインスタのプロフィールに書いてある、『ちょっとトルコのシティポップ、ちょっとグルーヴ』がまさに言い得て妙だと思うのですが、一曲一曲、色んなものを混ぜているんだけど、体幹の良さなのかそれがまた少し不思議な心地良さ(全編トルコ語というのがまた刺さります。)を作り上げている感じ。

実は先日当店にお越し下さったのですが、笑顔がキュートでとっても素敵な方でした!アルバムもほんとに素晴らしいし、もうメロメロです。

(お茶の水ソウル/レアグルーヴ館 渡部青)




JOVIALE  / MOUNT CRYSTAL
https://diskunion.net/black/ct/detail/1009075003


ロンドンを拠点に活動するJOVIALEのデビューフルアルバム!

"プリンスとケイト・ブッシュの両方からインスピレーションを得た、リンチ風のファンキーロックミュージック"とご本人が説明するようにツインピークスのような世界観も感じるコンセプチャルな作品。

尖った音なのかなと思いきや耳なじみの良いスムースな歌声とR&BやFUNKを中心に様々なジャンルを網羅する鮮やかなサウンドが抜群!メロウで多幸感溢れるラスト3曲が特に印象的!

(お茶の水ソウル/レアグルーヴ館 山本奈緒)




BRENDA  / BATH TIME
https://diskunion.net/black/ct/detail/1009100163


豪メルボルンのCOLLEGE OF KNOWLEDGE RECORDSより、レーベルの代表的ドラマーでありマルチプレイヤーでもあるHUDSON WHITLOCKによるソロ・プロジェクトBRENDAの新作が到着。

同レーベルで自身のかかわってきた諸作と同様に、極上でスウィートなシネマティックソウルを届けてくれます。針をおとせば気だるいムードが、見える景色を映画のワンシーンに変えてくれることでしょう。

(大阪店 横山宏)




CURTIS HARDING / DEPARTURES & ARRIVALS
https://diskunion.net/black/ct/list/0/72364961


2014年に華々しくデビューを飾ったCURTIS HARDINGによる最新作です!過去のソウルミュージックを現行に昇華した作品を発表していましたが、今回は自身を宇宙船の船長に例えたSF的なコンセプトを踏まえた作品になっております。

サウンドに関しては1、5曲目のストリングスの壮大な曲、クラシックな作風の4、モダンソウルぽい6曲目など幅広い内容になっております。ラストの"Running Outta Space"も〆に相応しい良曲です!

(吉祥寺店 及川遼太)




V.A. / TRIBUTE TO THE KING OF ZYDECO, CLIFTON CHENIER
https://diskunion.net/black/ct/detail/1009042765


躍らせる曲は勿論の事、涙腺ユルユルのティア・ドロッパーを演らせても天下一品!

キング・オブ・ザディコ、クリフトン・シェニエの生誕100周年記念コンピが登場。

我が国では決して人気があるとは言えないものの、ディープな音楽マニアや海外では高い評価を受け続けて来たバイユーの哀愁が押し寄せる!

企画自体とても価値あるものと言えますが、彼に影響を与えたというアーティストの中に何とあのミック・ジャガーもおり、ローリング・ストーンズの新音源が収録されているという点も見逃せません。

個人的にはエスター・フィリップス・カバーの4.、11.、アルバムを締めくくる14.と彼のファンなら知らない人はいないティア・ドロッパー郡に涙を禁じえません。

(町田店 秋元伸哉)




Yufu / Heal Me Good
https://diskunion.net/black/ct/detail/1009047910


2025年のソウル好き界隈を賑わせたYufuのアルバムがKissing Fishより国内盤でリリース!

先日東京にいらした際にご挨拶させていただきましたが、"ナイスガイ"とはこの方のことか…!と思うほど気さくで優しく丁寧な方でした。日本盤限定の帯デザインも大変気に入っていただけたようで喜ばしい限り。

オリジナル盤は即完売してしまったので手に入らなかった方も多いと思いますが、こちらの国内盤も限定プレスなのでどうぞお早めに!

(ソウル / ブルース WEB 片山咲紀)




THEE MARLOES / I'D BE LOST / WHAT'S ON YOUR MIND
https://diskunion.net/black/ct/detail/1009074963


去年運良く来日を目撃できたアーティストのひとつMARLOESの2ndアルバムに先駆けたシングルが7寸で到着!

サブスクではドラマチックで濃厚な「WHAT'S ON YOUR MIND」からはじまり、トロピカルなギターとベースにワンドロップから歌うハイハット、フルートが最高な「I'D BE LOST」。

最後の最後だけボサノバなギターカッティングフレーズを入れるあたりもニクい曲構成。七寸は「I'D BE LOST」をA面にしているのもなんだか、狙ってる感じで嬉しいですね。

(中野店 黒須遊)




HALIMA / SWEET TOOTH
https://diskunion.net/black/ct/detail/1009074984


ロンドンとラゴスで育ち、現在ブルックリンを拠点に活動するHALIMAが満を持してファースト・アルバムをリリース!

『人生の渦中でも自分を見失わず、向き合い追及してきた人々にとってのラブレター』と語る本作では、彼女自身の強さや優しさといった心情がダンサブルなクラブ・バングから情感溢れるバラードまで多彩な楽曲で表現されており、甘く華やかなアフロ・ポップと官能的なR&Bの見事なクロスオーバーが魅力の一枚!

(千葉店 岡亮太)




KENDRA MORRIS / NEXT
https://diskunion.net/black/ct/list/0/72327546


KENDRA MORRISの4thアルバムが発売。約2年ぶりとなる今作は、前作のサウンドスケープ的な毛色とは真逆の楽器や声そのものの素材を活かした作品となっている。

ラップの様な言葉そのもののリズムを活かした歌やロック・ステディ調の曲などジャケットでも表現しているように、彼女自身が音楽を楽しんでいる印象を受ける。

ディープな歌声を聴かせてくれるM3もちょーエモい。今作も色々と楽しませてくれます!!

(新宿中古センター 中沢光)




STEVE & TERESA / Ocean Blue
https://diskunion.net/black/ct/detail/1009061691


ハワイを代表するシンガー、テレサ・ブライトがデビュー当初活動していたデュオユニット、Steve & Teresaの2ndアルバムが待望のLP再発!
ハワイの伝統的なサウンドをベースにしつつ、ポップで印象的なシンセ使い、1stとは打って変わったようなバンドサウンドが光るバラエティに富んだ素晴らしい内容! 透き通りながらもその場所にそっと声を置くようなテレサのヴォーカルと、アルバムの完成度に自分で照れてしまっているかのような、最後にぶちかまされるスティーヴのどでかいゲップにうっとり!
気分はもう海の帰りの車のなか窓は全開! マイカイ! CD限定でバルーチャ・ハシム廣太郎氏による、スティーブ・マーイのインタビューを掲載!

(商品部/ソウル担当 阿部友馬)




Q.A.S.B. / Q.A.S.B.
https://diskunion.net/black/ct/detail/1009064985


70年代のソウル/ファンクを現代に蘇らせた熱量たっぷりなバンド・サウンド!新しくて古い音がヴィンテージ感に溢れ、一発録音というフレッシュさも相まった日本発のリアル・ファンク・クラシックがついに初LP化!

のちにRYUHEI THE MAN氏プロデュースの"The Mexican Part 1&2" 、"Never Did I Stop Loving You”などの話題作が誕生するきっかけとなったと言っても過言ではない重要作だ!

(横浜関内店 横山 尚吾)




LADY WRAY / COVER GIRL
https://diskunion.net/black/ct/detail/1009068740


BIG CROWNの看板シンガー、LADY WRAYが3年ぶりとなる新作をリリース。

先行シングルの出来の良さから今作への期待度が高まっていたが間違いではなかった。

まず頭の「My Best Step」から掴まれる。ゴスペルクワイア調のコーラスが盛り上がる後半のなんとエモーショナルな事か。彼女の独特な歌声が十二分に堪能できるミディアムR&B「Hard Times」、愛の甘美と喪失の不安を歌い上げたスウィートナンバー「Best For Us」など良曲多数。全体を通りしてゴスペルの影響を感じるが説教臭くはない。むしろ多層的なコーラスが加わる事で作品に広がり、奥行きが出ている。今作もソウルファン、R&Bファンともに間違いなくオススメの仕上がりだ。

(お茶の水ソウル/レアグルーヴ館 鈴木諒祐)




RAPTURE  / RAPTURE
https://diskunion.net/black/ct/detail/1009087285


70年代にレーベル契約を果たすもデビュー直前に計画が白紙となり、2年後に解散したRAPTUREの未発表だった楽曲群がNOW-AGAINより公式リリース!

メロウ度高めの名曲「In My Life」やディスコファンクの「Playing Around」、ファルセットが映える「Happiness Is」など、元スピナーズのRODNEY STEPPのセンスが光るハイクオリティーな楽曲が日の目を見るのは実に喜ばしい。

(下北沢店 安田祐士)

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