2,750円(税込)
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一連の関連作再発、ライブ再開などで世界が改めて注目する、日本の環境音楽/アンビエントの先駆者:イノヤマランドによる未発表曲を中心とした平成期のライブ・アーカイブ音源を再構成した、新作を予感させるアルバム。
本作はイノヤマランドが本格的に活動を再開した、2018年のライブ音源を再構成し、平成期のライブ・アーカイブ音源からのベストテイクを追加したアルバムである。
2018年のテイクは渋谷・Galaxy-Gingakeiと、UPLINK FACTORYでのライブ音源から即興音楽を中心に、1stアルバム『DANZINDAN‐POJIDON』から"MIZUE"、"SHUFFER"、"POKALA"、"COLECTING NET"、"8・31"も演奏されたマテリアルを、50分にも渡る一つの作品として再構成。それ以前の平成期に散発的に行われていたライブからは、2001年秋葉原・GOODMAN、2005年の四ツ谷・and ZONE、2002年の渋谷・青い部屋での演奏を収録。いずれも未発表曲。単なるライブ・アルバムではなく、現在進行形と未来のイノヤマランドを知る上での重要な作品である。
INOYAMALAND / イノヤマランド
1977年夏、山下康と井上誠は巻上公一のプロデュースする前衛劇の音楽制作のために出会い、メロトロンとシンセサイザー主体の作品を制作する。この音楽ユニットは山下康によってヒカシューと名付けられた。ヒカシューは1977年秋からエレクトロニクスと民族楽器の混在する即興演奏グループとして活動を始めた後、1978年秋からは巻上公一(B,Vo)、海琳正道(G)らが参入、リズムボックスを使ったテクノポップ・バンドとして1979年にメジャーデビューした。1982年以降、井上はヒカシューの活動と並行して山下と2人のシンセサイザー・ユニット、イノヤマランドをスタートし、1983年にYMOの細野晴臣プロデュースによりALFA/YEN RECORDSより1st ALBUM『DANZINDANPOJIDON』をリリース。その後、各地の博覧会、博物館、国際競技場、テーマパーク、大規模商業施設などの環境音楽の制作を行いながら、1997年にCrescentより2nd ALBUM『INOYAMALAND』、1998年にはExT Recordingsの前身にあたるテクノレーベルTRANSONIC RECORDSより3rd ALBUM『Music for Myxomycetes(変形菌のための音楽)』をリリース。10数年振りとなるライブも行った。21世紀に入り、1st ALBUMをはじめとする各アイテムが海外のDJ、コレクターの間で高値で取引され、多数の海外レーベルよりライセンスのオファーが相次ぎ、ポートランドのアンビエントデュオVisible CloaksのSpencerDoranをはじめ、カナダのシンガーソングライターMaylee ToddはVOGUE JAPANのインタビューでフェイバリットにイノヤマランドを挙げるなど世界的な再評価が高まる。2018年にはグループ結成のきっかけとなった1977年の前衛劇のオリジナル・サウンドトラック『COLLECTING NET』、3rd ALBUM『Music for Myxomycetes
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LIVE ARCHIVES 2001-2018 -HEISEI-
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