高田渡に会いに行く

KENICHI NAGIRA なぎら健壱

生前の高田渡と親交が深かった、なぎら健壱が家族も含めた関係者へのインタビューを敢行。

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レーベル
駒草出版
国(Country)
JPN
フォーマット
BOOK
規格番号
4909646353
通販番号
1008236281
発売日
2021年01月18日
EAN
9784909646354
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商品詳細情報

伝説のフォークシンガー、高田渡。その影響力は死後15年を経た今でも衰えることはありません。その実像を探るために、生前の高田渡と親交が深かった、なぎら健壱が家族も含めた関係者へのインタビューを敢行。高田渡のほんとうの姿に迫ります。


自身の誕生日と高田渡の命日が同じという奇妙な縁から、本書は始まる。同時代を生きたなぎら氏ならではの、伝説的なフォーク・シンガーの破天荒なエピソードの数々。なぎら健壱らしい軽妙な語り口で語られる。そして、今も高田氏の作品に息づく親近感の秘密を紐解いていく。
もう一度あの人懐こい弾き語りの歌声が聞こえてくるような、そんな読後感にひたれる一冊だ。
(ジャズ部門 生島昇)


<内容>

日本最初のインディーズ・レーベル「URC」と、そこからデビューしたフォーク・シンガーたちを抜きにして、日本のポピュラー音楽は語れません。彼らがいなければ、ニューミュージックも日本語によるロックもなかったのです。そして、その頂点に君臨するのが高田渡です。名盤の誉れ高い『ごあいさつ』は、なんとバックがあの「はっぴいえんど」。高田渡は細野晴臣や大瀧詠一が一目置き、井上陽水が尊敬してやまなかったシンガー・ソング・ライターでもあります。晩年はその特異な風貌と酒にまつわる数々のエピソードから「天然記念物」「珍獣」扱いされた高田渡ですが、日本が生んだ最高のミュージシャンの一人であることは間違いありません。本書は、生前の高田渡と親交が深かったなぎら健壱が、家族や友人たちの証言を通して、当時の時代背景や音楽シーンの状況も踏まえつつ、“ほんとうの高田渡”に迫る力作です。

<著者について>
なぎら健壱
フォーク・シンガー、俳優、タレント、執筆家。
1952年、東京都中央区銀座(旧木挽町)生まれ。1970年、第2回中津川フォーク・ジャンボリーに飛び入り参加したことがきっかけでデビュー。1972年、ソロアルバム「万年床」をリリースして現在に至るまで、数多くのアルバムを発売している。以後、音楽活動だけでなく、映画、ドラマ、テレビ、ラジオへの出演、新聞・雑誌の連載など幅広く活躍中。東京の下町とフォーク・ソングに造詣が深く、カメラ、自転車、街歩き、酒をはじめ、多彩な趣味を持つことでも知られる。1977年、「嗚呼! 花の応援団 役者やのう」で日本映画大賞助演男優賞受賞。2009年、第25回淺草芸能大賞奨励賞授賞。代表曲に「葛飾にバッタを見た」、主な著書に「日本フォーク私的大全」(ちくま文庫)などがある。